秋になって会食が増えて参りました。
この時期食材も豊富ですし、料理も季節感があって見た目も綺麗で楽しみです。
この処、立て続けに食用ほうずきが、珍味として料理の付け合わせになっていました。
市販は殆どありませんが、八ヶ岳の裾野にあるJAで
ビニールの袋詰めで無造作に農作物と一緒に生産者の棚に置かれ売られていました。
収穫して日数を置いている「ホウズキ」の袋の部分はすっかり乾燥して
まるでドライフラワーの「ホウズキ」の様ですが、
ホウズキの袋を破くと実は瑞々しいのです。
幼い頃、ホウズキの種の部分を出して、皮の部分を鳴らして遊んだのですが、
時々好奇心で実の中身を食べたりしました。
酸っぱい様な、甘いような、苦いような・・・とても美味しいとは程遠い味がして・・・
「食用ホウズキ」はと言えばそのまま食べられると言うことで
恐る恐る実を口に含みますとなんと!
果物のイメージです!
ホウズキ独特のクセはありますが甘味と酸味が調和していて美味しいです。
普通の「ホウズキ」より袋の大きさは、ひと周り小ぶりですが、
実は反対に一回り大きいのです。
実の色は赤くは無くオレンジ色です。
収穫して、皮が茶色く乾く迄放置している間に、味は熟成されるのかも知れません・・・
今度、実が出来ている様子をご紹介したいと思っています。
今は未だあまりポピュラーではありませんが
そのうち市場に出回ることでしょう。