★10月のバラ★

諏訪湖周辺の四季を中心に紹介しているブログです。

春を告げるお菓子

2008-02-08 08:25:55 | 思いつくまま












立春近くになると地元では もち米の粉で造った「雲平」(うんぺい)というお菓子が出回ります

このお菓子はもち米を焼いて粉にして焼味甚(やきみじん)にし

上白砂糖とでんぷんを加えて練り上げて

赤、黄、緑の食紅を加えてコスモス・アヤメ等の絵柄を金太郎飴を作る要領で作られているお菓子です

このお菓子を見かけると寒くても春が近い事を実感します

先日地元のテレビが製造工程を実況しておりましたが

一から手作りの手のかかるお菓子でルーツはお雛様の時などの飾り菓子であったそうです

長野県の坂北村には古くから「やしょうま」というお米の粉で作った

お釈迦様へのお供えがあります

作り方は全く同じですが「やしょうま」には味は付いておらず

焼いたり 電子レンジでやわらかくして砂糖醤油でいただきます

信州の極寒の時期に この色鮮やかなお菓子や食品に出会うと 

心がほっと暖かくなり春を感じます












安曇野の道の駅で売られていた「やしょうま」







コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする