地元紙が報じた「すわ能 」
諏訪市芸術祭の 「すわ能」が市文化センターで上演されました
市で能が上演されるのは初めてのことですが
市の文化センターは この春に国の有形文化財に登録された貴重な建物で
古典芸能を上演するのにふさわしい舞台があります
残念ながら能舞台ではありませんが この舞台を如何に有効活用されたか
観世流の松木千俊さんが自ら解説され 「能を学ぶ会」の方々が興味深く拝聴しておられました
世界無形文化遺産に登録されている能楽は ややもすると難解で敬遠されがちですが
この貴重な機会に子供達にも親しんでもらえる様にと配慮されて
上演前に楽器紹介やお囃子の解説・演目の元になって居る伝説が大画面の紙芝居で上映され
アニメのキャラクターでお馴染みの声優さんが読み手を担当し
子供たちや初心者でも親しみやすく、興味が持てる心配りが随所に見られました
演目は 能楽「安達原」と狂言「梟(フクロウ)山伏」でした