★10月のバラ★

諏訪湖周辺の四季を中心に紹介しているブログです。

コハクチョウの周りを囲む水鳥達

2021-01-08 14:18:04 | 水鳥



諏訪湖にコハクチョウが飛来すると

沖に浮遊して居た水鳥達も岸辺近くにやって来ます。

コハクチョウが湖底をかき混ぜて水草などを食べるので

おこぼれに預かっている水鳥も居ると思います。


後ろに浮遊しているのはオナガガモ。







観察しているとコハクチョウは色んな姿を見せてくれます。

目線が合った様でドッキリしました。

コハクチョウを囲んでいるのはキンクロハジロやホシハジロが多いです。



ホシハジロのツガイ



一際目立ってひょうきんな姿のキンクロハジロの♂




パンクな冠毛が愛嬌が在ります。



冠毛はポニーテールの様に見える時も在ります。


頭が鮮やかな茶色が目印のホシハジロ。居眠り?





冠カイツブリも集団で浮遊して居ます。


ハンチングの様な冠毛は見る角度でハート形に見えたり

ミッキーマウスの耳に見えたりします。


冠カイツブリは求愛行動にプレゼントする習慣があるそうです。

葦の茎を折って、恋人の処に急ぎます。




急がないと恋人を横取りされるかも知れないので猛ダッシュ!

★昨年、冠カイツブリの求愛行動をblogアップして居ます。











コメント (18)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

七草粥

2021-01-08 08:11:44 | 食品


1月7日,松が明けた朝には、我が家では長い事七草粥を作って来ました。

七草粥の風習は旧く、平安時代から続いているそうですが

暮れからお正月にかけて御馳走続きの胃を休める意味もあります。

現在は青菜が一年中、ス―パーで売られて居るにもかかわらず

山積みになっている『春の七草』のパックを見るとつい手が伸びます。



新春に春の七草を食すると、邪気を祓い病気を除くと考えられていた事が

「古事記」にも記されており、

新春に若菜を摘んで、その年の豊穣を祝福すると言う慣わしは

長年にわたって受け継がれて今日に至って居る様です。

宮中でも「若菜の節会」として、新年の1月7日に七種の若菜を食して

無病息災・長寿を祈る慣習があるとか・・・

私は「若菜 」と言えば百人一首の光孝天皇が若かりし頃に詠まれた句

『君がため 春の野に出て若菜摘む 我が衣手に雪は降りつつ』

が、一番先に脳裏に浮かびます。

当時は食用の若菜ばかりでは無く、春早く咲く花も含まれていたと

文献に残されていますが

もしかして、好意を持っている方に贈る葉菜(花)

摘んでおいでになったとしたら・・・

ちょっとロマンチックな七草粥に感じます。

春の七草は


①セリ(セリ科)競り勝つ・・・整腸作用が在る


②ナズナ(アブラナ科)撫で汚れを除く・・・胃腸障害に効く


③ゴギョウ(キク科)仏体 咳や咽喉に効く


④ハコベラ(ナデシコ科)繁栄が蔓延る・・・胃炎・腹痛薬の効能


⑤ホトケノザ(キク科)仏の安座・・・食欲増進に効く
 (コオニタビラコでオドリコソウ科のホトケノザとは異なる。)


⑥スズナ(アブラナ科)神を呼ぶ鈴・・・消化促進に効く


⑦スズシロ(アブラナ科)汚れの無い精白・・・風邪予防などの効能

★この資料の一部は「日本再発見」から借用して居ます。



梅干は南紀から取り寄せた蜂蜜梅干しです。



コメント (24)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする