2m程の網塀一杯にマメ科に似た赤い蔓状の花が咲いています。
通称、「花豆」として市販されて居る豆ですが
花を見るのは初めての事でした。
花の下には既に実になって居るものもあります。
実が出来始めたばかりの鞘は普通のインゲン豆の様に細々して居ます。
成長している鞘だけでは判りませんが
花豆は一粒の豆の大きさは親指大位ありますから、
さぞ、大きな鞘になって居るだろうと、興味が在って
頃合いを見計らって、数日後、行ってみると
細かったインゲン豆は巨大に成長して居ました。
残念ながら収穫がすっかり終わって居り、全景は写せませんでしたが
取り残しが在り、お願いして一鞘頂いて帰りました。
一鞘の大きさは15㎝位です。
市販されている花豆の大きさ比べをして見ました。
鞘の中の豆は未だ成長過程で綺麗なピンクの色をしていました。
左端は大豆です。
煮豆にすると倍以上の大きさになります。
右端は成長過程の花豆。
収穫して鞘をすっかり乾燥してから皮を剥くと出来上がり。
市販のふっくら煮えた『黒豆のお豆さん』との対比。
花豆がいかに大きい豆か、お分かり頂けると思います。
花豆には白い種類も在ります。
今年は気付くのが遅くて花が見られませんでしたが
花の様子をネットからお借りしました。