★10月のバラ★

諏訪湖周辺の四季を中心に紹介しているブログです。

ブレザーブスタイルのジャム

2021-11-22 17:59:37 | 食品


三ヶ日の大きくて立派なミカンを箱で頂きました。
私独りでは消費しきれないので、
友人におすそ分けしようと思ったのですが・・・
この時期、何処のお宅にもリンゴやミカンはあるので
貰った方は有難迷惑と思い、クックパットを参考にして
ミカンやリンゴのブレザーブスタイルのジャムを作ってみました。
ブレザーブスタイルとはジャムの素材の原形が残っているジャムの事です。


まずは、ミカンを綺麗に洗って、ヘタの部分をくり抜いて除去する。


8個のミカンの半分は4つ割りにして
フードプロセッサーにかけ、みじん切りにしました。
残りの4個は皮を剥いて実だけをみじん切り。


剥いた皮の内側の白い部分をこそげ落とす。




フードプロセッサーで砕いたミカンにグラニュー糖(砂糖)を
加えて煮詰めて水分を飛ばし
マーマレード風に刻んだ皮を加えて、さらに煮詰めました。
ミカンの皮は柔らかいので煮詰めている間に半分は煮溶けてしまいましたが
かろうじてブリザーブ風のミカンのジャムに仕上がりました。


現在、近郊のリンゴ園では小ぶりのリンゴが鈴なりしています。
生食が一番美味しいですが
少し傷が在ったり、色付きが悪い小ぶりのリンゴは格安で
コンポート(シロップ煮)に利用していますが
今回、ブリザーブスタイルのリンゴジャムに挑戦してみました。
先ず、皮を剥いたリンゴの実を1㎝角位に刻んで塩水に晒し
良く水気を切って、グラニュー糖で煮詰めるだけで、
簡単にブリザーブスタイルのリンゴジャムが出来上がります。
(固形部分を残したいので、煮すぎない様にする注意が必要)
リンゴの皮も捨てずに、ジャムにしてみました。

   



完成したブレザーブスタイルのリンゴジャム。
トーストにもヨーグルトにも良く合います。


リンゴの皮だけのジャムはフードプロセッサーで細かく刻み
くり抜いたリンゴの種や芯を茶こし袋に入れ
ペクチンを抽出させながら煮詰めました。
これはこれで、トーストやクラッカ―等に合います。
ジャムに加工しておくと、寒天流しやゼリー等のデザートにも
直ぐに活用出来て便利です。