★桐の花
陽当たりの良い小高い場所で、久しぶりに桐の花を見ました。
巫女さんの持って居るスズの様に大きな三角形の花をつけています。
桐はゴマノハグサ科の落葉樹で成長が早く
15年ほどで樹高が約10mも大きく伸びるそうです。
桐の木は木材として使うと湿気に強く、狂いが殆ど無いので、
高級タンスや、お琴・琵琶の楽器の素材として現在も利用されています。
私も嫁いできた時に持参した桐の和ダンスを現在も使って居ます。
花は高い場所に咲いているので望遠で写してみました。
その昔、女の子が生まれたら記念樹に桐の苗木を植える習慣があった・・・と
お年寄りから聞いていました。
(今は自分が年寄りですが、風説になって居る気がします。)
でも私は、軽くて履きやすかった桐の下駄の感触を覚えている年代です。
現在は下駄を知って居る人も少ないでしょうネ。
★ニセアカシアの花(マメ科)
諏訪湖岸の砂地にニセアカシアの木が大きく育っています。
ニセアカシアは種が流れてきた場所で着床して、
たちまち大きな木に育ち、砂防・土留の役割を果たします。
甘い良い香りがして、蕾のうちは天婦羅で食されたりします。
ニセアカシアの花は、一見、白い藤の様で美しいのですが・・・
一方では繁殖力が強くて要注意外来生物リストに登録されています。
★カリンの花(バラ科カリン属)は以前ご紹介していますが、
現在赤い愛らしい実をつけています。
結実したばかりの実の様子が愛らしいので、掲載して見ます。
実は上を向いています。
やがて、黄色い実になります。
2021.11.29 写