キササゲ・木大角豆(ノウゼンカズラ科)が河川敷で大木になって居ます。
キササゲは葉がすっかり落葉する晩秋から、葉が成長する半年間は
枯れ木にカンザシをぶら下げた様な・・・とても目を引く樹木です。
現在は、殆ど爆ぜている蒴果と、巫女さんの持つ鈴の様な
円錐花序で、桐の花に良く似た花とが混在して居ます。
天竜川の源・水門近くの湖岸には漂着したキササゲの種が成長し
小さな藪を作って居ます。
公園に近付くとオオヨシキリのせわしい鳴き声がしており、
目を凝らすとキササゲの小枝の間をオオヨシキリが飛び交って居ます。
オオヨシキリは葦の茂みの中や葉の茂みで鳴いる事が多く、
声は騒々しく聞こえるのですが、中々姿を見るのが難しい小鳥です。
今回、幸運にもオオヨシキリはキササゲの茂みで鳴いています。
キササゲは葉が大きく、葉と葉の間隔も広いので
オオヨシキリの囀る姿が丸見えです。
オオヨシキリは何度もキササゲの天辺で囀ってくれました。