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つい先日迄、涼しい朝でしたが、日中の気温の上昇は異常で
午後になると、頭脳の働きも悪くなり、外出が億劫になります。
梅雨に入った頃から、例年、決まった場所にしか咲かないキバナムギナデシコ
(キク科・バラモンジン属・婆羅門参)が咲いて居るかどうか・・・
確かめに行って来ました
キバナムギナデシコは草丈が1m位あり、花は午前中しか咲かない半日花です。
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午前中に開花した花は午後にはガクが咲き終わった花弁を包み込んで
まるで開花寸前のような膨らんだ蕾形になって居ます。
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右後ろが開花前の蕾・前方は開花後、花弁を包んだ状態(午後)
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翌日には花後の花弁を包んだガクが開き始めます。
花弁はガクに包まれている間に種子と化しているのでしょうか?
このメカニズムが不思議でなりません。
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時間の経過と共に種毛が全開した様子。(大きさはテニスボール位。)
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種毛は風が吹く度、あちらこちらに飛んで行きます。
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すっかり種毛が飛んだ様子。
キバナムギナデシコは、いかにも雑草らしい雰囲気なので、
直ぐに除草の対象になります。
うっかり時期を逃すと来年まで観察出来ません。
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左下・タンポポ
幸いな事に、今年は数輪の花も、大きな種毛の塊も見られました。
運よく、すぐ傍にはタンポポも咲いて居ましたので、
花や、種毛の大きさ比べをしてみました。
左上段が、キバナムギナデシコの花。
下段がタンポポ
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タンポポの種毛。種だけだと大きさの比が判りませんが・・・
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タンポポとキバナムギナデシコの種毛の大きさ比べ。
如何にキバナムギナデシコの種毛球が大きいか・・・
お判り頂けたと思います。
キバナムギナデシコは何時見ても不思議な花です。
詳しい事を御存知の方は教えて下さい。