心の風景

晴耕雨読を夢見る初老の雑記帳

愛用の中古PC

2011-02-20 09:48:44 | Weblog
 ここ1週間、我が家に花の香りが漂っています。家内になんの花?と尋ねると、ストックなのだとか。南ヨーロッパ原産で、古代ギリシャやローマ時代には薬草としても利用されていたようですが、日本では房総や淡路島で栽培され、いまが出荷のピークらしいのです。花の少ないこの時期に花の香りを嗅ぐのは楽しいものです。
 ところで、多忙な1週間が終わり、きのう土曜日は久ぶりに淀川の堤防を歩いて職場に向かいました。家やビルの密集した街中から横道に入って階段を登ると視界が開けます。悶々としていた日々が嘘のような爽快な気分になります。天空には伊丹空港から飛び立った飛行機が2機、それぞれの方向をめざしています。やはり人間は時々こうしてだだっ広い景色を眺める必要がありそうです。目先のことに右往左往するのではなく、もっと大局的にものごとを見つめる必要がありそうです。この日は、やり残していた仕事がスムーズに捗り、午後2時過ぎには自由の身になることができました。

 直帰するには中途半端な時間だったので、久しぶりに日本橋界隈を散策することにしました。お目当てはLPレコードだったのですが、ふらりパソコンショップ「PCワンズ」を覗いたら、安い増設メモリーを見つけてしまいました。業務用だからでしょうか、BUFFALO製のMV-DD400(1G)2枚が市価の4割程度で売っていました。
 今使っているPCは2003年秋製で、3年半前の秋、そう孫君が生まれた日に日本橋のPCショップで購入した中古デスクトップ本体なのでした。その後、HDDを増設したり液晶ディスプレーやキーボードやらを新調し、今も現役真っ最中です。最近やや重く感じていたので2Gへとメモリー増強とあいなりました。
 「中古PCに投資するなら新品のPCを買いなさいよ」。これが家内の主張です。でも私には高機能PCは要らないんです。このPCで十分、日々私に馴染んでくれていて一心同体なのです。ブログ「心の風景」を綴っているのもこのPCなのです。潰れるまでは簡単に手放せません。今もせっせと働いております。ありがたいことです。

 さて、2月もあと10日ほどで終わろうとしていますが、実は明日からしばらくの間、独身生活となります。昨年の2月に足を骨折した家内が、その際の手術で足首に埋め込んだ金具を取り外すための手術をするのだそうです。お医者さんの話では、欧米人はそのままにしておく人が多いそうですが、なぜか日本人は外す例が多いとか。死生観の違いなのでしょうか。よくわかりません。いずれにしても、3月春に、元気にご帰還となることを祈っておきましょう。
 さて、きょうは午後、職場がある街の市民合唱団の定期コンサートにお誘いをいただきましたので、顔を出してきます。
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