今朝、お不動さんへお散歩に行ったら蝉の大合唱でした。毎日ほんとうに暑い日が続きます。そんなある日、知人が「最近、入道雲を見ないなあ」とぽつり。そういえば最近、ここ大阪で入道雲にお目にかかることは滅多にありません。湿っぽい熱気がまとわりつき身体を苛めます。朝夕の涼しさもどこへやら。体温を上回る気温のなかをさ迷い歩く日々が続いています。 そんな暑さのなか、カレッジは昨日で夏休みに入りました。前期最終の授業は、音楽講座「名作映画にみるクラシック音楽の引用」。セルゲイ・ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番が取り上げられ、まずはラフマニノフの前奏曲嬰ハ短調作品3の2とリラ(ライラック)の花の小品の演奏を楽しみました。
そのあと、ピアノ協奏曲第2番の曲の構成について概説があり、続いて第2番が使用された映画「逢びき」(1945年)と「七年目の浮気」(1955年)について、映像を見ながら詳しく解説していただきました。
あまり映画を見ない私も、「逢びき」のフラッシュバック(回想)手法に心惹かれました。ラフマニノフの音楽と白黒の映像が、ある種の心象風景を豊かに表現しています.......。私が唯一DVDまで持っている映画「ニュー・シネマ・パラダイス」、イタリアはシチリア島の小さな村を舞台にした映画ですが、それと近しいものを感じたのは、私だけでしょうか。 夏休みに入ったというのに、周囲は元気なシニアたちばかりです。夏季休暇中も、特別講座のほか課外活動が目白押しです。きょうもその企画準備に追われました。出かけたのは、大阪湾岸の舞洲。8月上旬に予定している大阪市環境局舞洲工場(ごみ処理施設)見学の下見でした。下の写真はその舞洲工場ですが、お隣にあるユニバーサルスタジオジャパンのアトラクションではないかと思うほど奇抜な建物でした。う~ん。どう評価してよいのやら.......。そのあとバスに乗ってホテル・ロッジ舞洲に向かい、BBQの舌見をして帰りました(笑)。
ところで、先週末、長男、次男一家に会うため神奈川に行ってきました。どうせ出かけるならということで、いつものJALパックで3泊4日の日程を組み、初日は東京見物。お上りさん気分でお台場界隈を循環無料バスに乗って見て回りましたが、さあてどうなんでしょう。人工的なテーマ館とショップの乱立に少し食傷気味でした。そのぶん夜はホテルでゆったりと食事を楽しみました。
翌朝、まずは次男一家と横浜駅で合流しました。少し時間が早かったので、いつも行列ができるというお店で美味しいコーヒーをいただき、長男一家の到着を待ちました。前日まで名古屋で働いていた長男君が家族を連れて横浜駅に到着したのは午前11時。これで総勢9名が揃い、三崎口駅に向けて出発しました。お目当ては、孫たちの希望で、2年前にも行ったことのある油壷マリンパーク水族館でした。コンパクトな水族館ですが、孫たちには大好評でした。
夕刻、三浦海岸駅まで戻りホテルに直行です。4LDKの部屋で家族そろってゆったりと3日間を過ごしました。温泉付きですからお爺さんお婆さんにはうってつけの宿でもあります。
みんなと別れて家に帰ると、案の定、連日の猛暑で庭の草木はぐったりしていました。さっそく水遣りをすると1時間ほどで元気を取り戻しました。一方、熱帯魚の水槽は思っていた以上に水温が高くなっていて、氷の塊を入れて水温を下げました。なんとか間に合いました。 さてさて問題は、月末に計画している高知の「歩き遍路」です。高速自動車道は既に復旧していますので、あとは暑さだけが気がかりです。この暑さ、当分続きそうですが、あまり暑そうだと断念も止む無しと思いつつ、大阪より2、3度低そうなので、現時点では断行の予定です。最悪の場合は、途中で切り上げる、あるいは路線バスを利用する、などの代替案も想定していますが、さあてどうなることやら。できれば青い空に浮かぶ大きな入道雲を見てみたい.......。
とりあえずその前に、来週は兵庫県竜野市の街歩きに出かけてきます。