心の風景

晴耕雨読を夢見る初老の雑記帳

今年の運勢は「末吉」それとも「大凶」?

2019-01-02 16:36:52 | Weblog

新年あけましておめでとうございます。

本年もお付き合いのほどよろしくお願いをいたします。

 ふだんは初老の夫婦だけの静かな生活をしていますが、この年末年始は例年通り13名の大所帯になりました。孫たちも小学生5年生から幼稚園1年生まで5人が勢揃い。お年玉も半端ではありません(笑)。騒々しくも楽しいお正月でしたが、きょう三々五々帰っていきましたので、我が家に一週間ぶりの静けさが戻ってきました。なんとなく、ほっとしています。でも、一番大変だったのは家内かもしれません。
 元旦の日には皆で近くのお不動さんにお参りに行きました。晴天に恵まれたからなのか例年以上の賑わいで、本堂の前に行くのにずいぶんの時間がかかりました。
 お参りが終わって、恒例の「御神籤」です。今年は『末吉』と出ました。前文には「恵」と大きく印字されて、「先人の土俵より自分の土俵で戦うこと」「才能に恵まれ大いに活躍できるが勇み足には要注意。自分の立場を理解し周囲と調和することでより恵まれた人生を送れるだろう」とあります。願望には「人任せにするな。自分の力を信じ動いてこそ適う」。健康には「内に溜めずたまには大きな声を出して発散せよ」。旅行には「一人旅が良い。人生を変える出会いあり」とも。この歳になって人生と言われてもなあと思いつつ目を通しました。
 境内に張り出された「廻り星」による今年の運勢は「計都星」『大凶』とありました。「迷いやすく万事意の如くならない凶年。近親に苦労あり。信心怠らば春秋に災いあり。三、六月特に注意し信心すべし」とやや意味深な言葉が並びます。だからご祈祷すべしということのようですが、いずれにしても「しっかりせよ」との主旨に受け止めました。と言いながら、天国宝剣による特別お加持を受けて帰りました(笑)。
 ことしも多くの年賀状をいただきましたが、高名な先生からいただいた一枚の賀状が気になりました。いわく「最近、何でも厄介な仕事はAIに任せれば良いというような風潮が蔓延していますが、大いに気になります」「人間がマスターであり続けるには、人間如何にあるべきか。真剣に考えるべき時期に来ています」と。AIを使いこなしていると思っていたら、いつの間にか自分たちがAIに振り回されている。そんな現実に気づいたときは、もう後戻りできません。
 ゲームに熱中する孫たちをみていると、あのバーチャルな世界が気になります。幼稚園1年生の孫の手には高性能な電子学習図鑑があります。ディスプレイをタッチしながら学んでいくおもちゃですが、リアルさに欠ける点になんとなく不安がよぎります。でも、世の中、そんな世界に突入してしまっているから始末が悪い。今後どうつきあっていくべきかという基本的なところをきちんと抑えておく必要があるのでしょう。
 そうそう、年末には、娘一家と三重県の志摩スペイン村に行ってきました。大阪のUSJ(ユニバーサルスタジオジャパン)ほどの賑やかさはありませんが、その分待ち時間もあまりなく、孫たちは園内の遊戯施設を楽しむことができました。温泉宿に一泊した翌日は横浜の次男夫妻と伊勢市で合流し、1カ月前にお参りしたばかりの伊勢神宮に全員でお参りして帰阪しました。
 こうして新しい年が始まりました。ことしもカレッジのアシスタント(ボランティアスタッフ)として週3日は確実に取られそうですが、水彩画教室やら公開講座に通ったりしながらも、本をじっくり読む時間を大切にしたいと思っています。その合間を縫って、「歩き遍路」や海外旅行、そういえば田舎の中学校の古希記念同窓会が松江であります。あれよあれよという間に後期高齢者の仲間入りでしょうか(笑)。いずれにしても、健康寿命を少しでも長く過ごせるように、心身ともに健康に留意した日々を送りたいと思っています。さあて、どうなりますことやら。

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