心の風景

晴耕雨読を夢見る初老の雑記帳

初秋にギアチェンジ!

2024-09-20 21:14:35 | Weblog

 敬老の日に、町内会から御赤飯をいただきました。それには、近所の子供たちの直筆で「けんこうに きをつけて げんきでいてください」と書いたカードが添えてありました。
 同じ日に、横浜の孫娘から葉書が届きました。お絵描きが大好きなので、葉書にはいろんな色の絵具が塗ってあります。色使いが上手いと思うのは爺馬鹿でしょうか(文字は母親)。

 ところで、現役をリタイアして今夏8年になります。その間、シニア向けの生涯学習教室に通い、いつの間にか運営する側にボランティアとして携わるようになって6年が経過しました。

 小規模ながら、総務・企画・広報・募集等に関する事務全般を担って来ました。これを正社員でこなしたら人件費がいくらかかることやら。そんなことにはお構いなく、ただただ働き続けました。これが私の性格です(笑)。
 慣れない事務作業、データ処理、ホームページやFacebook等の開設と運用など、現役時代に経験したことのない仕事をガイドブック片手に遣り繰りしてきました。以来、相応の成果を数字で示すことはできましたが、さすがに寄る年波には勝てません。
 去年あたりから緊張感を持続できなくなり、単純なミスも目立ち始めてきたので、そろそろ辞め時だろうと思っていましたが、問題は仕事の引継ぎです。4月から3名の方々に順次引継ぎを進めてきました。そして本日、めでたく引継ぎを完了しました。若干の残務はありますが、今月末をもって心晴れやかに引退できる目途が立ちました。
 じゃあ10月から何をするかって?家でじっとしている性格でもありません。22歳で社会に出て50数年にわたって仕事をしてきたことを考えると、そろそろ老後を楽しむ側に回っても良くはないか。
 ということで、10月からは場所を京都に変えてお絵描き中心の講座に受講生として仲間入りすることにしました。私が大学を卒業した頃に開設された、この業界では古い歴史を持つ教室です。先日、体験講座を覗いてきましたが、皆さんから温かくお迎えいただきました。
 この日は何も用意せず手ぶらで出かけたのですが、先生から画用紙をいただいたので、スマホに保存していた写真の中からクリスマスローズの花を取り出して描いてみました。しばしワイワイガヤガヤと楽しい時間を過ごしました。
 なんと、この教室、私が学生時代に通っていたアルバイト先に隣接するビルにありました。大学から市電(路面電車)に乗って通っていた頃を思い出します。50数年経って再び古巣に戻ってきました。これからは何かに急かされることなく、悠々自適な毎日が送れそうです。

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2 コメント

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Unknown (fennel)
2024-09-21 09:18:13
おはようございます。お疲れ様でした。絵画講座に出られるそうでなによりです。素晴らしい作品を期待してます。
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コメントをありがとうございます。 (ran_coffeebreak)
2024-09-21 16:06:35
fennel さま
コメントをありがとうございました。
これからはあまり大きなことは考えずに、ゆったりした時間の流れの中に身を置いて、創作する時間を大切にしたいと思っていますよ。とりあえず、上手下手は横においておきます。
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