Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

アイスランドの旅 23 エストロイ島(Eysturoy)

2010-06-04 23:38:36 | アイスランドの旅 2008年




キャンピングサイトが見つかったのは、エストロイ島の真ん中近くのスカリー(Skali)という小さな町のサッカー競技場と公民館の横で、駐車場のような広場に電気のコンセントが並んでいるだけ、水は公民館の横の水道からひき、男女別のトイレ、シャワーが公民館の一部に設置されていました。

初日の夜は私たちのほかに英国人夫妻のキャンパー一台だけで、静かでした。町はフィヨルドに沿って3kmくらい伸びた一列だけの家が並んでいます。ここは首都から57Kmにあり通勤可能な距離ですが、果たしてここの人たちはこんな田舎から通勤するかどうかはわかりません。






観光案内書では、この町の南10Kmのところに羊毛工場があり、羊毛のプロセスが見られるとのことで行ってみたのですが、土曜日の朝、何処も開いていなくて海辺で見かけた小屋へ寄ってみました。
小屋の中では漁師のおじさんたちが4人立ち働いていました。冷凍のイカを切ったものを扱っていたので何にするのかと聞きましたら魚の餌だとのこと、何が釣れるのか聞き忘れましたが、大変親切な友好的な人たちでした。週末は工場も休みだとのことで、工場のオーナーの家へ連れて行ってくれるというのを断り、次のキャンプ場を探して島の北東へ向かいました。




フクラフィヨルヴィ(Fuglafjordur)は人口1558人この島では最大の港町(写真3,4)ですが、着いたのが土曜日の午後、スーパーマーケット以外は何処も閉まりインフォメーションも閉まっていて町の案内図でもキャンプサイトの有無はわかりませんでした。
ここのスーパーで鯨肉かトナカイの肉を買って帰ろうと思ったのに、売っていたのは鳥・牛肉と羊肉だけ、島のいたるところに羊がいるのにこの島では羊肉はニュージーランドからの輸入肉でした。




写真5は島の最南端の丘で発電風車と羊が草を食んでいるほかは何もありません。すぐ向かいにトーショーヴンの町並みが雲でぼやけて見え、何処を見ても入り込んだフィヨルドばかりでした。写真6のチャルダー(Tjaldur)と呼ばれる鳥は(英語名はオイスターキャッチャー)ここフェロー諸島の国鳥で写真7のきんぽうげを大きくしたような花は国花です。切手にこの花がアレンジされていました。
写真8,9の野の花は小川の畔何処にも咲いていて、昨日のオレンジの花と色違いですが黄色が一般的なようです。
ガチョウも野生なのか飼っているのかが判りませんが、人の住んでいないような牧場でも群れをたくさん見かけました。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする