Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

アイスランドの旅 6 ミーヴァートン湖付近 その3

2010-06-25 19:26:15 | アイスランドの旅 2008年

 

 



ミーヴァートン湖畔のキャンプサイト・ビャルグ(Bjarg)を出発して2-3Km のところで、道端に観光名所のマークを見つけ行ってみることにしました。
写真1-2は ディムヴォルギル(Dimmuborgir)と呼ばれる過去の火山の跡地で、広大な平野一面に奇石奇岩がいっぱいで、自然が作った芸術作品を1時間以上も歩き回って楽しみました。
この岩山にはアイスランドの国鳥である世界一大型の隼(はやぶさ)のつがいが数組住んでいるそうで、写真3は遠くの岩の上に停まっている一羽を見つけ望遠で写したものです。



 

 




このディムヴォルギルの近くにクヴェフェル(Hverfell)(写真4)が優美な姿を見せています。ここは高さ312M、火口の直径が1300Mの休火山で火山灰が盛り上がったような(写真5)もろい山肌ですが、写真6の様に観光客が後を絶ちません。
火口の中(写真7)はどうなっているのだろうと大いに期待して行きましたが、なあんだと言う気持ちと同時にあの火口の中に降りてゆく勇気はないと思いました。ここでは落書の替わりに、石を集めてイニシャルやハートマークが真ん中の火山灰の上に描かれています。
写真8でこのあたり一面が過去の火山地帯だったことが良く判ります。

 

 




ミーヴァートン湖畔から50Km ほど西に行ったN1の道端に氷河からの水を集めて流れ落ちるゴダフォス(Godafoss)が見えてきます。滝の高さが余りないので遠くから見ると大して衝撃は受けませんが、近づいて見ると水量の豊かさそれに水のきれいさには驚かされます。


ゴダフォスとは神が落ちた滝と言う意味だそうです。紀元1000年にアイスランドがキリスト教に改宗した最、それまでの土俗信仰の神の像を滝に投げ落としたと言い伝えられています。

 

 





 

 

 

 

 

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