Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

2008年 アイスランドの旅 (1) フェロー諸島

2010-06-30 06:38:52 | アイスランドの旅 2008年



英国からアイスランドへ行くフェリーが在るかどうかを、インターネットを駆使して調べた結果、スコットランドの北端スクラブスターから出ることを突き止め、予約しようにもインターネットでは不可能、とうとうアイスランドまで電話をかけたところロンドンのオフィスを紹介されました。
フェリーはデンマーク国籍で、6月半ばから8月半ばの2ヶ月間だけ(アイスランドの夏のみ)航行しているのです。

毎週水曜日の朝6時スクラブスターを出て同じ水曜日の夕方にはスコットランドとアイスランドの中間にあるフェロー諸島の首都・トゥショーヴンに着きます。フェロー諸島という名前もこの旅を計画するまで知らなかったのですが、当地の観光案内によれば今年の"ナショナル・ジオグラフィック "の雑誌で今一番行きたい島の一位に選ばれたとのことでした。

往復のフェリー料金も、素晴らしいキャビン(写真1)を入れて1350ポンド(27万円)アイスランドまで30時間の旅です。水曜日の朝は港には出発の2時間前に着くようにとのことでした。夜中の3時に起きると隣に居たドイツのキャンパーはもう出かけていませんでした。まるで皆が競争で狭い港に2列に並びフェリーが到着するのを待っていました。


 

 

早朝6時過ぎに出発したフェリーでは酔い止めの薬を飲んでほとんど一日中寝ていたので、夕方トーショーヴンに着くまでデッキに行くこともなく、フェリーが港に入って初めて外にでてみたのです。巨大なフェリーの上からはトーショーヴン(写真2)のほとんどが見渡せました。アイスランドの帰りにはこの島で3泊しなければなりません。
フェリーはここでも多くのキャンパーや自家用車を乗せ (彼らはヨーロッパからの旅行者でもうすでにこの諸島で3泊している) 夕方9時半に出航しアイスランドへ向かいました。
船室に戻ると直ぐアナウンスがあり"今からしばらくフェロー諸島のフィヨルドの間を通ってゆくので、景色をお楽しみください" とのこと。船酔い気味など忘れて夕日が沈んだ11時過ぎまで写真をとりまくって居ました。


 

 

 

 



 

 

 



 

 




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