Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

ポルトガルの旅 (10) ギンショ(Guincho)

2010-11-12 16:44:21 | キャンパーヨーロッパ 2010年



昨日はオビドスを訪れた後、西へ25Km 大西洋へ突き出した岬の突端ペニシェ(Peniche)で一泊した。ここのキャンプサイトは2星で、一泊8.6ユーロと今までで一番安かった。設備は特に高級ではないがシャワー・トイレも清潔で、レストランの中では只のインターネットがつかえる。
ここも長い城砦に囲まれた古い町だが、午後サイトに落ち着いた後から激しい雨になり、出かける気持ちにはなれなかった。夕方から夜中まで激しい雷とあられが降った。久しぶりに衛星放送でBBCの世界ニュースやNHKニュースが見られ英国ではケント州まで雪が降っているという。

 

今朝12月1日、ようやく雨が上がりサイトを出発して街角の掲示板では気温6度をさしていた。昼近くになると雲もほとんどないような晴天になり、キャンパーの中では暑くてコートを脱ぎ、セーターを脱ぎ、と竹の子みたい。

 

海岸線を南に向かって走っていたが、景勝地には無料の駐車場が在る。高い崖の上から海岸まで上下できる木の階段がつけられていて、この国の観光に対する気構えにはつくづく感じいった。

 



 


ギンショはリスボンから日帰りできる郊外の海岸線で、砂丘ときれいな砂浜が延びている。夏にはリスボンからの海水浴客でいっぱいになるだろう。この砂山の松林にオービトウのキャンプサイトが在り、午後砂丘を下って海岸まで散歩に行った。日中は暖かく、薄いコートでも帰りには暑くて脱いだくらいだから20度以上はあったのだろう。英国の友達や娘が気の毒になった。


 



 

海岸辺に大きな城砦のようなレストラン、ホテルが建っている。玄関前には大きな大砲2門が据えられていて、まるで中世のお城みたい。

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