Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

ポルトガルの旅 (20) クェイテイラ・キャンプサイト

2010-11-02 15:17:35 | キャンパーヨーロッパ 2010年



クェイテイラのキャンプサイトへ来てもう1週間も経ってしまった。毎日がのんびり過ぎてゆくが、別段退屈している暇がない。このサイトは夏季ではポルトガルの一般個人キャンプサイトよりも高く、シーズンオフのこの時期でもよそより高いには違いない。というのはよそのサイトでは長期逗留になればなるほどサイトの値段が下がってゆく。しかしこのオービチュアー系列会社運営のサイトはそれがない。しかし今現在はシーズンオフ料金プラスキャンパー20%引き、そして65歳以上に割引制度ありで11ポンドに満たない料金を払っている。
ポルトガル中に10数箇所あるオービチュアキャンプサイトの中でも、ここは今までに泊まったうちでは最大のサイトで、奥行き幅とも500メータ以上ある。はじめに着いた日に友達にメールで、インターネットの通じるサイト内のレストランまで500メータほど歩かねばと書き送ったが、毎日通ってみればそれほど遠くないのが判ってきた。たぶん300メータくらいだろう。
それでもキャンパーの中からメールが送れたカミンハのオービチュア、サイトとは違いずいぶん不便だが只だから文句は言えない。

 

広大な敷地に今の時期でも越冬組みのキャンパーやキャラバンがずいぶんたくさん停まっている。英国車が一番多く、ほかにはドイツ、オランダ、フランスのキャンパーがおおい。キャンプサイトの中にもあちこちにオレンジが実っているが、これらは食用に栽培されたものではないらしく実も小さい上,酸っぱくてとっても食べられたものではない。
後数日でクリスマス、ヨーロッパの各地は11月から通りのデコレーションを始めるがこのサイトでも、各自のキャンパーの回りに豆電球を取り付けたり、サンタクロースを下げたり、このような雪だるまを飾ったりして、夜はあちこちチカチカ瞬いている明かりが美しい。

 

下2枚の写真は2台とも英国から来たキャンパーで大型バスほどのサイズ10メータは在るだろう。おまけに駐車しているときは車の中央部分を横に張り出して居間やベッドルームを広く住みやすい環境にすることが出来る。こんな豪華なキャンパーから見ると私たちのキャンパーの小さいこと・・・・ため息。


 

キャンプサイトの中には熱いお湯がふんだんに出るシャワーとトイレ、皿洗い場、洗濯場の設備がある。そしてここオービチュアのサイトではこんな施設が5箇所もある。又バンガローや備え付けテントが並んでいて、夏季は車で来ればホテルより安くレンタルできるであろう。

 


後4日でクリスマスの火曜日は、暖かく気温も20度を越え、サイトから近くの海辺へ散歩に行った。凍結状態の英国を思うと気の毒で申し訳ないような気持ちになるが、半そでで海風にあおられても気持ちのよい日だった。周囲に立ち並ぶホリディフラットは真っ白に輝き、野原には例の黄色の花が咲き乱れている。

 



 


下の巨大な黄色の花はキャンプサイトの玄関口にあり、花の名前を知らぬ我が亭主 ”オー、サンフラワーか。”ばーか、黄色の花が全部ひまわりであるはずがないでしょ!!。


 





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