サグレスから東に25Kmの海岸線は有名なラゴズ(Lagos)の港町がある。その手前のホリデータウン・ルズのキャンプサイトに落ち着いた。昨日は一日何度も激しいにわか雨がやってきて、歩き回れる天気でなかった。
昨日の天気予報ではアフリカから高気圧が張り出し、ポルトガルとスペインの南は暑くなると言っていた。今朝8時まで風雨は荒れ狂い、9時ごろから晴れてきて嵐の過ぎた気持ちのよい日になった。
キャンプサイトから2km離れた海岸線のルズの町へ散歩に行った。雲ひとつない青空で、風が相当強いが、風が止むと暑くて日向を歩けない。町の入り口にチャリティショップを見つけて,”おやっ!こんなところにも”と思い入ってみた。なんと中では英国人のおばあさんたちがボランティアで働いている。きっとこの地に家を買って移り住んでいる人たちで、暇をもてあましているに違いない。4人でおしゃべりに花を咲かせていた。
このホリデータウンは冬期も結構活気が在り、スーパーマーケットが2軒相当の人数が買い物をしていた。そしてここでもいたるところで英語が聞こえてきた。夏には今の人数の何倍にも膨れ上がったホリデー客で、にぎやかになるのだろう。
きれいな教会はウイークエンドしか開かないのだろう。クリスマスにはミサをあげるらしい。お店の窓の宣伝にはミンスパイとワインの夕べを行うと英語で書かれていた。南国ではほとんど一年中咲いているブーゲンビリアがあちこち色とりどりの花を咲かせていた。
クリスマス時期に花屋の店先を飾るポインセチアは3メートルほどの高さで赤い葉を揺らしている。今日のこの暑さでは手洗いして干した洗濯物がからからに乾いた。