スペイン通りで只一軒出ていたお土産やさん、アーモンドや栗、チーズ,干しいちぢくなどスペイン産のものばかり、本当の土・産。
狭い石畳の道を小型車が走る、時々ヴァンなどが通るとわき道に立って居れない。両壁いっぱいにぎりぎりで通ってゆく。
前に行ったカサーレス博物館、今回は外を一回りしてみたら、素敵な飾りと変わったガーゴイル、このガーゴイルは今まで見たことがない。
ロス・カセーレス・ハウスとサン・マテオ教会の狭い道に若いスペイン人の男性が大きな声で歌っていた。遠くから聞こえ、合唱団が歌っているのかと思って行ってみて驚いた。スペインのフラメンコか民謡らしい。やってきたスペイン人の団体が拍手したから彼はすごく嬉しそうだった。
狭い細道の小さなアラビア博物館。一回りしても10分もかからない。トルコで見たような飾りが5つの小部屋に飾られていた。
さてこの町の全景を見るには旧市街の反対にある岡をめざす。途中に写真を写す最適地・サン・マーキーノがあるが、折角ここまで来たからにはと2kmほど先の山頂のサナトリウムまで登った。相当傾斜の激しい道がつづいて、マラソンや自転車のトレーニングをしている人が多く、又健康志向のスペイン人に多く追い越された。
こうして山頂から見ると旧市街は小さくて、その周りを取り巻く住宅地や工業地帯、新規開発のアパート群など相当大きな町に発展しているのが伺われる。
サナトリウムは改装工事中で、その横の高いキリスト像がカサーレス博物館の窓から見えた。メーヨー広場に戻り遅い昼食を食べてこの町を去る。
スペイン語は面白い。これはドン・キ・ホーテとよむ。お金もちの別荘の門についていた標識。確かにドン・キ・ホーテはスペインの物語だ。