コッパバリ近くで見つけたキャンプサイトで一泊、ここにはインターネットがあり、午後の数時間をサイトのオフィスでこのブログを書き込むのに費やしてしまった。いろいろなキャンプサイトを見てきたがこんな面白い人形の歓迎があるのはこのサイトだけ。
この頃は英国が30度近くの気温に上がり真夏を謳歌しているがここスエーデンでも晴天、気温も24-26度くらいになってきた。
コッパバリは17世紀に銅を発掘したことで富を得たマーティン・フィンにより築かれた町でこの教会は1635年にオリジナルが出来上がり、スエーデンでも最も美しい教会の一つに挙げられる。教会外壁は魚のうろこ状の木版で覆われ、内部もすべてが木製で目を見張るものがある。
この教会の近くには元裁判所に使われた観光案内所があり、内部を写真に撮ったりしてでて来ると、なんだか17,8世紀にタイムスリップしたような気持ちになってしまった。
この町から数キロ行った田舎の湖の側にオペラハウスがあると聞き、出かけた。
大きな倉庫のような建物が湖の側に建っていて、チケット売り場のおばさんに声をかけたところ、親切にオペラハウスへ案内してくれた。
客席750の木造建築で木の隙間から外光がさしこんでくる。7月末にセビリアの理髪師が公演されるから今は舞台を造るのに工事現場の有様だった。
近くに非常に小さな駅があってオペラ公演の時だけ、ストックホルムからの電車が停まると言うことだった。
スエーデンを斜めに横切ってノルゥエーに入ると景色が違って見える。湖は山や岩を映し深い切り込んだフィヨルドが見えてくる。晴天もあって水はあくまで青く、黒い湖で泳いでいる親子たちも歓声を上げて楽しんでいた。