Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

ノルゥエーキャンプ旅行ーヘニングスベアー(Henningsvear) 

2013-08-17 20:27:48 | 北欧キャンプ旅行 2013



真夜中の太陽を見た翌朝、ロフォーテン諸島の首都に当たるスヴォルバー(Svolvear)を目指した。スヴォルバーにもう10Kmほどの道端にキャンプサイトのサインを見つけそこで一泊することにした。このキャンプサイトは発音が難しくどうしても判らないから書けないがOに斜め線の入ったアルファベットは英語にないからなおのこと。

 

ホヴ(Hov)とスヴォルヴアーは違う島にあって、広いフィヨルドで分断されている。そこに長い橋が架かっていて橋の袂の観光案内所の前に観光バスが停まっていた。たくさんの観光客がこの橋やあたりの景色を写真におさめていた。

 

観光案内所の後ろの草地で見つけた野いちごはこの国の人達の夏の風物詩らしく、絵葉書にもなっている。サイトへの途中で干潮時の海岸で牛が海草らしいものを食べているのを見かけた。珍しいこともあるものだ。

 

満潮時を見計らってキャンプサイトの裏手の深い海へ釣り糸を垂れたが一匹もかからなかった。折角きれいな海なのに魚がいないのが残念。

 

キャンプサイトから見える真夜中12時の風景。太陽は対岸の高い山の向こうに有って実際には見えない。

 

翌朝キャンプサイトの受付で見かけた写真のありかを聞くとこのサイトからそんなに遠くない。昨日来た方向に20Kmほど戻るが、スヴォルバー
の島の最南端岬にある小さな村だと言う。

 

このヘニングスベアも小さな島を橋でつなぎ合わせたもので、やっぱり上空写真が一番よく判って面白い。とにかく辺りがすべて岩ばかりの土地だから建物も高下駄を履いたようなつくりになっていた。

 


 

村のお土産やの前で2匹の犬を連れたおじさんは、ハスキーよりも大きな犬で何とか言うが判らなかった。さすが寒い国の犬、毛並みが厚い。

 

スヴォルバーのショッピングセンターはこのトンネルをくぐるとすぐで、ここのスーパーで食料を買い、町で只一つの銀行のキャシュマシーンで現金を下ろした。スヴォルバーの町のキャンプサイトはずいぶんひなびた所にあり、料金は驚くほど高かったから、天気が崩れてきた海辺を北に向い、素敵なサイトを見つけた。


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ノルゥエーキャンプ旅行ーホヴ(Hov)

2013-08-17 17:31:53 | 北欧キャンプ旅行 2013

 


朝は雲が低く雨でも降りそうな天気だから、日曜日の朝Ballstadのサイトを引き払い、次のサイトを探して北上する。
メーンロードE10は北まで通り抜ける只一本の道で6年前も通った。途中のボルグ(Borg)の道路わきにはバイキング博物館があり前にはゆっくり半日かけて楽しんだところだ。今回は通り過ぎて走っているうちに左側の遠くの水際にそそり立つ大岩?山?まるでジブロルタルの大岩みたいだねと笑いながら行ったら、そこが今夜のホヴ(Hov)キャンプサイトだった。ちょうどメイン道路から見た裏側になる。

 


ここはゴルフコースがメインでそれに乗馬、魚釣りは?と聞いたら”さあね”とあまり期待できない。レセプションの女性は英語の上手な人で”昨日南ノルゥエーで雪が降って英国キャンパーが崖から落ちたとローカルニュースが言ってた。”聞いてゾーとした。
私たちが通った道だったかもしれない。

 

 

午後になって辺りは急に明るくなり太陽が出てきた。近くを散歩してみたが特に興味のあるものも見当たらず、岩場で魚釣りをしてみたが海草が多くて毎回釣り針を取られそうになり諦めた。結局岩場に咲いている野生の花の写真を撮って楽しむ。



 

夕方は太陽がますます暑く燃えるようで午後遅く手洗いした洗濯物が10時頃には乾いた。
11時半水平線の上で輝いている太陽は12時には岩場の反対側まで移動し今回始めての真夜中の太陽を見ることができた。

 

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