
父は名古屋の人だった。
だから名古屋文化は私の中に半分以上存在する。
今年10月、父の実家を訪ねた帰りに近くに住む叔母の家に立ち寄った。
あたりは真っ暗だったが、家の明かりがついておらず、
留守かな~と連絡もせずに訪ねたことを後悔した。
ところがピンポ~ンのあとポッと明かりがともった。
ああ、いらした、よかった!
一人暮らしの叔母は4人姉妹で、全員健在だそうだ。
ときどき一緒に出かけるらしい。
このときも京都から帰ってきたばかりだということだった。
突然訪ねてきた礼儀知らずの姪の私を心から歓迎してくれて、
話は弾んだ。
そして、誰かに買ってきたはずの手鏡をくださった。
辞退したのに余分にあるのだから持っていきなさい、と。
とても明るい人だから、話しているといつも元気がもらえる。
父の実弟の奥さんだ。