ライン出版編集部

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ライン(rein)出版編集長の日常と雑感

平等院の手鏡

2018-12-29 03:32:07 | Weblog

父は名古屋の人だった。
だから名古屋文化は私の中に半分以上存在する。
今年10月、父の実家を訪ねた帰りに近くに住む叔母の家に立ち寄った。
あたりは真っ暗だったが、家の明かりがついておらず、
留守かな~と連絡もせずに訪ねたことを後悔した。
ところがピンポ~ンのあとポッと明かりがともった。
ああ、いらした、よかった!
一人暮らしの叔母は4人姉妹で、全員健在だそうだ。
ときどき一緒に出かけるらしい。
このときも京都から帰ってきたばかりだということだった。
突然訪ねてきた礼儀知らずの姪の私を心から歓迎してくれて、
話は弾んだ。
そして、誰かに買ってきたはずの手鏡をくださった。
辞退したのに余分にあるのだから持っていきなさい、と。
とても明るい人だから、話しているといつも元気がもらえる。
父の実弟の奥さんだ。

画像フォルダの写真より

2018-12-29 03:07:43 | Weblog

クロード・ラメ作《戴冠式の正装のナポレオン1世》1813年

これは今年観たルーヴル美術館展に出展されていたナポレオンの彫刻で、
絵葉書を写したもの。
印象に残ったので購入し、ブログに載せようと思って画像を取り込んだものだが
紹介しそびれて何か月も経ってしまった。
そういった画像を年末に整理しようと思う。
脈絡なく載せていくが許されよ。
さて、嫌味になるかもしれないが、
1978年、初めてルーブルで見たのがナポレオンの戴冠式の絵画である↓。

ルーブルでは2番目に大きな絵画、ダヴィッド作。
昨年再会できた。
ルーブルはストロボを使わなければ写真が撮り放題なので
世界中の人が撮影している絵画のはずだ。

この絵をほうふつとさせるような彫刻で
衣服のひだまでもが実にリアルに表現されている。