ライン出版編集部

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ライン(rein)出版編集長の日常と雑感

染の小道

2019-02-24 17:47:12 | Weblog
江戸文化が醸成した染色の技術。
昭和初期~30年代まで、東京の神田川・妙正寺川流域には300軒を超える染色関連業が集積し、
京都・金沢に並ぶ三大産地として知られていました。
いまでも「落合・中井」界隈には、その技術を受け継ぎ、新しい染色を提案する職人・作家たちが集まります。
また水と緑に恵まれた谷戸の環境は、林芙美子や赤塚不二夫といった多くの文化人や芸術家を引きつけてきました。
 「染の小道(そめのこみち)」は、落合・中井を「染めの街」として再び日本や世界へ発信すること、
そして、地域が大切にしてきた価値や環境を多くの方々に直接体験していただき、
地元の活性化につなげることを目的とした、住民主体のイベントです。
妙正寺川の川面に反物を張る「川のギャラリー」、
商店街店舗の軒先に、作家が制作した「のれん」を展示する「道のギャラリー」を展開。
3日にわたり染め物が中井の街を彩ります。
主催者サイトから


中井できょうまで開催していた「染の小道」に、わが友・永原リタさんのバティック教室が参加した。
商店街のあちこちの店頭にのれんが飾られていて歩きながら見て回れる。
23日は強風のため、のれんは元気よく翻っていた。

それをリタさんの親衛隊が抑えながら撮影しているのを撮影。
私も陰で抑えるなど、撮影するのを手伝った。
手を離せば片方に寄ってしまうのだ。


妙正寺川を彩る吹き流しも風に踊っていた。