ライン出版編集部

一人一著作を!
rein(独)を信条に
誠実な出版を目指す
ライン(rein)出版編集長の日常と雑感

ニッポン印象派「碧い海と十字架と」を視聴

2019-02-05 13:37:37 | Weblog
祈りの島、長崎・五島列島に点在する50もの教会。
激しい弾圧を逃れて五島に渡ったキリシタンたちが、
明治になって禁教が解かれ自由に祈りを捧げることができる喜びの中で建てた。
日の出、昼間、夕刻、そして夜…光の変化とともに、
海の碧と木々の緑は刻々と色あいを変え、その自然に抱かれた教会も、めくるめく姿を見せる。
2018年に世界遺産にも登録された教会が醸し出す、空間と時間による光の質の変化を渾身の映像で。

NHK番組紹介サイトより

すばらしい映像だった。
解説もよく理解できた。
自己体験と重なる番組をつくってくれたNHKには感謝したい。
惜しむらくは再放送がないということ。


頭ヶ島天主堂。
ツァーのみなさんと一緒にいるのに淋しくもの悲しい雰囲気が漂っていたのは
弾圧の歴史を秘めているからか。

この教会は一日2~3個を切り出して運んできた石でできている。
建設に10年かかったそうだ。
この地で布教していたフランス人宣教師が
海賊に襲われて亡くなった話も胸に刺さる。
(番組では語られていなかったが)

中通島から海上タクシーで向かったキリシタン洞窟も涙なしには思い出せない。

信徒たちが迫害を恐れて隠れていた洞窟だ。
わずかに差し込む光を救いとした。
目を転じれば
キリストを抱く聖母マリア像に見える岩の吹き抜け。


どこを切り取っても哀しくなるばかりだ。