GWのころになると現れるニワゼキショウ。
原発事故の前に実家の庭から移植したものだ。
毎年種がこぼれるが
花が咲く前に雑草と間違えられて抜かれてしまうことが多く、
ちっとも増えない。
駐車スペースの際に咲きそうにしているのを大事に大事に見守っていたら
気がつけばすっかりなくなっていた(涙)。
という雑草のごとニワゼキショウ。
咲けばこんなにかわいらしいのに咲くまで雑草とは哀しい野草だ。
子どものころから大好きだった。
実家のベランダ周りに咲いていたのは
元をたどれば草野心平さんの故郷の山里から移植したものだ。
小川村といったそのあたりの山へは秋にはキノコ狩りに行ったりした。
シロを見つけてほめられたことを思い出す。
心平さんには長じて川内村の天山文庫でお会いした。
お着物姿であった。