310HRと片隅に記してある。
3年10組だった中学3年時のタオルだ。
修学旅行に持って行ったものかもしれない。
なんと物持ちのいいことだ。
こんなものまで取ってあるから家が傾き始めたのだ。
家人が山のようなタオルを「処分するゾ!」と抱えてきた。
ちょっと待って…
思い出が詰まったタオル、記念品、旅先で買ったりもらったり、お使い物、ノベルティ…etc.
選別してから捨てようよ。
樹木希林さんが言っていた。
布類は最後の最後まで使い切ってから捨てよと。
小さく切っておいて、汚れをすぐ拭くから
彼女の家はピカピカだったそうだ。
そんなことを思い出し、
無駄に捨ててはならじ!と
バスタオルで足ふきマット5枚、
フェイスタオルで雑巾10枚くらい作った。
それ以外は20センチ角に切って
床がすぐ拭けるようにまとめた。
Tシャツや肌着類も同様にと教えられたが
キリがないので(時間もないことだし)処分した。
かくしてタオルの類が片付いた。
自分の衣類についてはまだゴミ袋1個分だけ。
先は長い。