昭和39年8月初版の世界の旅シリーズ全13巻、小学館。
こんな本を持っている人がいたらお目にかかりたい。
かなりマニアックなお方だと思う。
シリーズ全巻を書架に飾っていたとか。
私は発行当時子どもだったから
13巻のうち1冊しか買えなかったが後生大事に今日まで所蔵していた。
たった1冊の中にギュッと世界が詰め込まれていて、
憧れとか好奇心で気持ちが満たされた。
影響を受けた本である。
掲載されている「カピトリーノの雌狼」を最近になって絵に描いた。
ローマの起源となった神話の像である。
人間の双子の兄弟が、狼の乳を飲んでいるショックな写真だ。
この像のレプリカは市庁舎に、ホンモノは美術館にあると
先日何気に聴いていたイタリア語講座(NHKラジオ第2)で話していた。
本当は狼ではなくライオンで、
ライオン像も美術館にあるという。
もう確かめに行くことはできないが
ローマへ行くことがあったら見てきて報告してほしい。