ライン出版編集部

一人一著作を!
rein(独)を信条に
誠実な出版を目指す
ライン(rein)出版編集長の日常と雑感

もしもし

2009-05-21 22:04:09 | Weblog
「奥さんのところゴキブリ出ません?」
一人暮らしのおばあさんに突然声をかけられた。
「出ませんけど何か?」
「いえね、うちは数年前に消毒したばかりなのにまた出たんですよ。
大きいのがたくさん。どうしたもんでしょうかねえ」

すると出入りの業者らしいお兄さんが
「年々薬が効かなくなってきるから、毎年バルサンでも焚かないとダメっすよ」

「一匹見かけたら30匹はいるっていうものねえ」と私。

「やっぱこまめの掃除がいちばんじゃないっすか?」

だよね。

でもおばあさんは身体も弱っているから大掃除は無理だろう。

便利屋さんに頼んでは?

すると
「ヘルパーさんは、窓を拭いてっていってもやってくれない。
掃除もちょっとだけで、買い物くらいしかしてもらえない」
とヘルパー批判になった。

そこまで付き合って退散したが、
お兄さんは銀行の話や役所の話など
ずいぶん聞かされていたようだ。

「もうそろそろもどらないと」
というせりふが何度か聞こえてきた。

切ない一日だった。





ホッキめし

2009-05-21 21:56:37 | Weblog
ホッキ貝が一つしかない。
炊き込みご飯を炊くには少なすぎるので、
インスタント炊き込み風ご飯を作った。

お刺身用生ホッキ貝(殻つき)
の中身を取り出し、
きれいに洗って刻む。
しょうゆ、みりん、酒に漬けて30分。
ごはんをこどんぶりに盛り、
味のしみこんだ貝だけを取り出してごはんと混ぜる。
漬け汁を適宜ごはんにふりかけ、さらにさっとまぜる。

ラップをかけてレンジで2分。

さあ、即席ホッキめしのできあがり~!

慈母観音

2009-05-20 17:18:07 | Weblog
男親は厳父であれ、
女親は慈母であれ。

生前父が母に言っていたという言葉。
だから父には厳しく、
母には優しく育てられた。

写真の慈母観音は、
きょう取材したお蕎麦屋さんのご主人が教えてくれた
加藤清正ゆかりの法性院(東大泉)にある像。
清正の子孫の墓もある。

なんて暑い!

2009-05-20 17:10:02 | Weblog
こんな日に紫外線対策をしてチャリで取材に出かけた。

汗びっしょり。

で、ブログのテンプレートを南極にしたら
涼しげで落ち着いた。

本日訪れた公園のタワラグミ(写真)を見て
実家のグミの大木に別れを告げた日を思い出した。

私とともに生きてきたグミ。
あらかんのグミであった。

おそばならここ!

2009-05-18 21:49:53 | Weblog
会津はおいしいそばどころ。
どこでも地粉の手打ちを食べさせてくれる。
とにかく水が命って感じがする。

ガイドブックであたりをつけた店へ。

何もコメントしたくないくらい、
といえばおいしさのほどがわかるでしょうか。

歴史を追いかけて

2009-05-18 21:17:57 | Weblog
ブログをサボってしまいました。
お訪ねくださった方々、ごめんなさい!

歴史が苦手な私が
いまちょいとした人物にのめりこんでいて、
それを調査?するための旅に出ました。

悪天候に閉口しながらも
小4で登った磐梯山を間近に仰ぎ、
おいしいおそばに舌鼓を打ち、
さらには温泉三昧。

ま、目的の歴史のお勉強も果たせたし
まんざら悪くない旅だったかな。

それにしても
会津ってすごいところ!
いま直江兼継で沸いているけど、
さらにまた沸きそうな気配なんですから。

ピクニック

2009-05-14 18:14:06 | Weblog
夕方になってビュービュー風が吹き出しましたが、
日中は比較的良い天気。

さわやかな気候の中
近くの公園で
手作りお弁当持参のランチタイムとあいなりました。

ポットに熱いお湯を用意して
お茶とコーヒーと珍しいお菓子…。
ん~、も~、最高~!

見上げるとエゴの花がいっぱい咲いてて。

こういう季節はアウトドアがいちばんですね。



剱岳といえば

2009-05-13 10:15:21 | Weblog
数日前に会見した女性の話を思い出す。

フィアンセが独身最後の登山として選んだ山が剱岳。
そのサポート隊として彼女たちは岐阜側から登り、
山頂でフィアンセ隊と合流するはずだった。
ところがフィアンセ隊が途中遭難しかけて登頂できず。
計画がうまくいかなかったんだそうだ。

めでたく結婚したが、
剱岳ばかりは惜しまれるとのことだった。

その彼女、
母親をして「うちの娘は男」と言わしめるほどの山女で、
ヨーロッパアルプスを次々と制覇。
話がとてつもないほどおもしろい。
1ドル360円の時代に
ヨーロッパを闊歩していた人の話というのはえてして豪快で痛快だけど、
彼女の場合山女だけに格別の感がある。


剱岳 ~点の記~

2009-05-13 09:46:21 | Weblog
点というのは三角点のこと。

新田次郎原作のこの映画が上映されることを一昨年から楽しみにしていた。
もちろん原作も読んだ。

主人公の名前が卑近な人物と一字違いということ、
主人公の出身地が山形県大石田であることなど
思いがけない展開となり、
さるテレビ局から照会の電話などもいただいたのだが、
それはともかく、
国土地理院の地図には人生を通して大変お世話になったので
三角点に対する思い入れもひとしおの私。

で、先日訪ねた吉野山の中千本でも
三角点を見つけて狂喜した。
いたく感動している私を冷ややかな目が…。
なんでこんなとこでコーフンしてるんだ?!

6月20日の映画公開が待たれるところだ。
T・ジョイ大泉ではすでに剱岳に関する先行展示が始まっている。
三角点の標石は
土台を含めて90キロもの石杭を打ち込んだものだということを知ってます?
未踏の山にこの重い石を運び上げるのはさぞかし大変だと思う。
その杭のレプリカも展示されているので興味のある方は見に行ってください。