aspettare

イタリア語で 待つ、、、
どうってことないけど発音が好き、、、

100年前の北アルプス

2024-09-28 10:30:34 | 山の事
You Tubeのお勧め動画に昔の日本アルプス縦走の記録が上がっていました。

凄いですね。
靴は草鞋、食事は薪に飯盒、テントも大きい。
そしてピッケルが長い。
昔のピッケルの長い理由はストックの代わりもしたと聞いていましたが、これで槍も登っていったのですね。
焼岳の煙の凄さもびっくりです。
凄くて見入ってしまいました。

【全篇】『日本アルプス縱走 烏帽子嶽より燒嶽へ』1925年|「フィルムは記録する」より ‘Film IS a Document: NFAJ Historic Film Portal’

昔の登山に比べると今の登山は観光ですね。
屈強な山男しか入る事が出来なかったアルプス。
よく山の生態が破壊されると言われますが、観光地になった現在では仕方の無い事ですね。
山の生態を守るなら人間は極力入らない事以外無いと思います。

当時の雷鳥さん達、人間慣れしていなくて戸惑ってて可愛い。
お花ちゃんはカラーで観たかったな〜。



マウンテンドクター

2024-09-21 16:55:03 | 山の事
先週日本ドラマ「マウンテンドクター」が終わりました。

職場の人が山登りしてる私に山のドラマが始まったよと教えてくれて、TVerの見逃し配信で毎週観ていました。
このドラマの山岳技術指導は有名な山岳ガイドさんが行っているのですね。
救助活動の場面や山での会話はリアルでしたもんね。

このドラマ観ててもう一つ、主人公の人が職場で数年前私の代わりに前フロアの責任を任せた人に似てて、顔も表情も性格もそっくり過ぎて感情が入ってしまいました。

何故か最後の曲が流れる時に涙ぐんちゃってたんですよね〜。
歌詞がね、家族が心配して待ってる状況が浮かぶんですよね。
なんでも奥様に向けて作ったらしいんですけど、ドラマの後で聞くと山から無事に「ただいま」って帰って来なくちゃいけないよってみたいに聞こえます。

実は、義妹に「もう岩場の危険な山には行かない様にするよ」と話た時、急に真顔になって。
「お姉ちゃん、もう危ない山は行かないで下さいね。」と言われちゃいました。
一度もそんな素振りは見せなかったのに。
本当はずっと心配していたんだなと。
思えば、まだ大学生で車好きでやんちゃだった弟1がいつも帰りが遅いと心配してた。
一度真剣に怒った事があって、「どれだけ家族が皆が心配して待ってると思うの、待ってる人の気持ちも考えて!」と言った事がありました。
そんな時の事を思い出しました。
「あー、私は当時の弟と同じ事してた」ってね。
因みに弟2には山の話はしません。(絶対もっと心配する)

なので、その後でこのドラマを観て歌を聞いたら義妹の言葉を思い出してしまいました。
「もう心配掛けない様にするね。」
そう決めたのでした。

Official髭男dism - Sharon [Official Video]

その後、うっかり岩稜帯の山行計画立ててしまった。
結局お天気悪くて行けなかったけど。笑





テント泊とお天気の本

2024-07-31 07:43:02 | 山の事
山始めようかな〜とまだまだ道具も基本を揃えた位の頃、山修行さえも考えていなかった頃に山に行くなら山の事勉強しておかなきゃと、色々と山登りの初心者向けの本を当時何冊か読んでいました。


その中の一冊、「テントで山に登ってみよう」
混んだ山小屋より楽しそう、、、。
そう思って読んでみました。

今ではすっかり内容も忘れています。
ので、また読み返してみました。
うんうん、と当時ではよく分かっていなかった事も理解出来ます。
何事も実行して考察するのが一番ですね。

今回、持ってきたら良かった物。
一番は、、、。
オニヤンマくん!
「え〜!」 ですよね。笑

オニヤンマくん、ホームマウンテンでは私のトレードマーク。
無敵の相棒。
でも効果の程は信じない人の方が多い。
このオニヤンマくん、私は二代目です。
初代の仔は羽が割れてしまって壊してしまいました。
テープとボンドで手当をしたのですが、山では心許無いと新しく買い直しました。
ですが、折角手当したので勿体ないなとベランダに吊るしてみたのです。
これが効果絶大。
なんとそれまで細かい虫が網戸に張り付いていたり、入って来ていたのに一切見かけない。
オニヤンマくん最強です。
テントでは虫が入って来ます。
私は虫は割りと平気で素手で捕まえて外に逃がします。
これが面倒臭い。
なのでオニヤンマくんを出入り口に吊り下げて置けば良いんじゃないかと。
最強の相棒も連れて来るべきだったな〜と思ったのでした。


もう一つ、読み返している本。
お天気の本です。
今回は本当にお天気がギリギリ迄読めなくて泣かされました。
現地の日中の単純な雲行きならぱ大抵は先の天気が読めます。
が、翌日となると難しい。



天気予報をこまめにチエックするのも大切ですが、電波が届かないとか低山とか自分で予想しなければならない時の知識も少しでも入れた方が良いなと感じました。

前回登った赤岳の山頂から見た富士山の雲。
見たことが無くて、笠雲とも違うな〜と他の方と「あれは何雲なんでしょうかね〜」と話でいたのですが、一人の方が「笠雲だ」と言われていたので、笠雲も色々な形があるんだと見ていました。
本を読み返してみたら、ありました。
あれは「吊るし雲」と言うようですね。
笠雲は山の真上、吊るし雲は風下に出来るそうです。
笠雲が富士山に出来ると雨が降ると言いますが、麓ではなく山頂付近だけの様です。
笠雲と吊るし雲が出ている山は悪天候になるそうです。

知らないことが一杯。
勉強になります。











噂の女

2022-09-30 18:49:24 | 山の事
要約落ち着いた職場。
昨年も今年も新型コロナのお陰で行きたかったお山に行けず、、、。
台風とか病気とかならまだしも、元気で登れる態勢なのに、、、。
おまけにキャンセル料まで払って、、、。
全く勿体ない、そして悲しくて悔しい、、、。
非常に精神に宜しく無い。

職場は、行ってはいけないって規則は無いんですよ。
私生活迄拘束はされません。
でも、皆頑張っている、山に居る途中で症状が出たら、無症状でも人様に感染させたらと、良心的に行けるわけがない、、、。

で、決めたんです。
テント泊しよう!

てことで、いつも何かあるとお世話になる大好きなお山、マイホームマウンテン、猿投山へ。
何年か前、女性二人の方が猿投山でフウフウ苦しそうにテント泊の歩荷訓練されているのを見て、自分は絶対に無理!って思っていました。
なので、行けるか、、、。
雪山は13Kg位を担いで登っていたのですが、どうでしょうか。
何年ぶりかでストック使用しました。
ザックは初めての大型。

結構想像してたよりは楽でした。
ストックのお陰で、登りは苦しくも無く。
下山は、ストックの使い方が悪いのか、足に無理がきて。
無い方が体幹使って降りることが出来て楽でした。

猿投山で大きなザックを背負ってのシュミレーション。
途中で前から常連さんのお二人の声がしてきました。
いつも会う人について話している様。
「女の人で背の低い、細い人いるよね。名前は知らないけど、背が低くて細い人。」って何度も背が低い細い人を連呼。
もしかして私の事かも、、、。
バッタリご対面で、私はいつもより増して、「おはようごさいます!」
先頭の話していたお父さん、私の顔を見るなり、まるで見たことが無いお化けでも見る様に放心状態のお顔。
後ろのお父さん、めっちゃ笑顔で私を見てる〜。
そして、すれ違った後は話題を全然違う話に変えていた。
やっぱり私の事だよね〜。
私も笑った!

この日は大きなザックにいつもは持っていないストックを持っているので、皆さんに声掛けられました。
山頂ではザックの重さとメーカーの話(ザック選びの時店員さんから聞いたのですが、なんとオスプレイの大型ザック、一万円の値上がりになったそうです。)と、何故か浄水器の話。

いつもに増して話に花が咲きました。
やっぱり猿投山は楽しくて良いお山。

道具を揃えるのに、兎に角勉強しました。色々と調べました。
先ず、優先したのは軽量であること。
次に丈夫である事、コンパクトである事、扱いやすい事。
お店も色々と回って見て、アドバイスとかも沢山貰って。
自分の納得のいく物を選ぶ事が出来ました。

実はテントはもう一年も前から候補を調べてて、(多分こうなるだろうと思ってた)3種類に絞っていました。
軽量優先で、ニーモ、ファイントラック、プロモンテ。
ほぼ決まっていたのが、違う候補になって、最後は大逆転のテントになりました。
満足なお買い物でした。

今回、楽しみにしていたお山に行けなくてずっと引きずってて、アップされてた方の写真も悲しくて見れなくて、でも、こうしてそのお陰でテント泊の決心がついたので、また新しいチャレンジを楽しもうと思う事にしました。

ちっさいお山だけど、アルプスには負けるけど、大好きな猿投山と常連さんとのお喋りで、癒して貰ったしね。




大型ザックのシルエット。
結構似合ってたよ。(笑)
噂の小さくて細い女は、背面長XS、ウエストベルトは一番細い位置、サイズ全部ギリギリだった。
でも、ピッタリフィット。


家ではやってみたけど、屋外での設営練習。
ペグは打たず。
快適なお家です。


テントから見たお空。
これだけで、楽しくなっちゃう。



ここは景色が良いですが、登山道から外れているのでだぁれもいません。
来ません。
のんびりとご飯しました。
でも、暑かった。(笑)





硫黄岳山荘とマウンテンハードウェアのコラボTシャツ

2022-06-22 19:37:44 | 山の事
八ヶ岳へ行って来ました。

桜平から硫黄岳を登り、翌日赤岳迄縦走、真教寺尾根を下りました。
昨年は逆の編笠山から赤岳へ、県界尾根を下りましたので、これでほぼ南八ヶ岳を歩く事が出来た事になります。




山登りのきっかけとなった、野辺山から眺めていた南八ヶ岳の稜線を歩きたいという願いが叶いました。

数年前、爆弾低気圧到来で、爆風とガスの中で無念の撤退、次のチャンスはコロナで中止。
八ヶ岳とは縁が無いのかも、、、一生登らせて貰えないのかも、、、と、もう半ば諦めていた夢。
真っ青な空に続く稜線を歩いている時は、切り立った岩場の恐怖心等全く無く、感無量でした。

随分と時間が掛かった目標でしたが、しっかりみっちり岩場訓練どころか、ボルダリングまで始めて。(笑)

実はこの日の数日前にジムで又々Mさんから私の欠点を見つけて貰って、アドバイスを受けて、出発前日迄身体の調整していました。
それが功を奏したのか、急登の岩稜帯はちゃんと使わなくちゃ行けない筋肉で歩けていました。
もう、山始めての、総括編って感じでした。
頑張ったなぁ〜、私、、、。(涙)






泊まった硫黄岳山荘では今年限定の、マウンテンハードウェアとのコラボのTシャツが売っていました





マウンテンハードウェアと言えば、、、。
そうです!
ジム用で購入したザックがマウンテンハードウェアです。

このデザインが素敵で、硫黄岳から赤岳の稜線が見えます。
そして、手前に小さく硫黄岳山荘が見えます。

白と黒と紺がありましたが、白にしました。
色はとっても迷ったのですが、白の山Tシャツは持っていないのと、空の色が好きな朝焼け夕焼け色だったから。 
そして、袖の文字が一番白が目立っていたからです。
肌触りもとっても良いです。







出発前、硫黄岳山荘から眺めた日の出の瞬間♪

山行記録はYAMAPに載せていますが、びっくりしたのはすれ違った方の中に、月初めに登った能郷白山の同じ能郷谷コースですれ違った方が2名もいらっしゃった事。
全く見ず知らずの3人が、又別の日の別の山で一緒になるなんてね〜。
びっくりです。
八ヶ岳の前に能郷谷コースで訓練は、定番なのかも!(笑)






山の座布団

2022-04-18 10:44:27 | 山の事
You Tube見てると、「今年買って良かった物」とか載せている方が沢山いらっしゃいます。

ので、私も。
もう4月になってしまいましたが、昨年買って良かった物。

EVERNEWの折りたたみ座布団です。




登山始める時、最初に買ったのは確かモンベルさんのだったと思います。

使い始めて暫くして、、、無くしました、、、。
座って置き忘れてしまうのです。

勿体ないからと、それ以降は百均のを使用していましたが、すぐ忘れてきてしまいます。
何度かやらかして、山のゴミ汚染にもなってしまうので、もう使わなくなりました。
昨年、雪が多くて流石に座る時に困るな〜と思い、何かのついででお店で購入しました。
もう一つ、もっと小さくなる座布団もありましたが、迷ってこちらにしました。
こちらの方が分厚そうに見えたからと、安かったから。
また無くした時勿体ないと思ったので、、、。

これが、なんと!
無くさないんですよ〜。
そして、暖かくて座り心地が良い!
雪の上でも自分の体温でぽわ〜んと暖かい。
そして、何故かちゃんと持って帰って来ます。
存在感があるのかな〜、、、。
買って良かった物No.1です。

No.2もありますが、また後日。
気が向いたら、、、。(笑)


「パタゴニア フーディニ」投稿の訂正

2022-03-17 20:19:58 | 山の事
前記での訂正です。
あれから良く見たら、肩の縫線の形が違っていました。



以前より持っている方は直線縫いです。



購入した方は後ろ首の部分が曲線になっています。
フードの部分の切り替えが違いますね。



なので、正確には5cm位の違いですね。

生地もなんとなく新しい方が薄い気がします。

でも、どちらも着心地は良く好きです。



パタゴニア フーディニ

2022-03-17 15:12:39 | 山の事
年中ザックの中に居てくれる頼もしい子。
パタゴニアのフーディニ。

2着目を購入しました。

一番下のファスナーの具合が良くなくて、やばいかも、、、となったので。
取り敢えず、直ったのでまだ使えそうですが、予備も兼ねて購入しました。

羽織ってみて。
あれ?
持っているフーディニと比べてみると、丈が長い。



前身頃は殆ど変わりませんが、後ろの丈は8cmも違っていました。
現行モデルの方が着るとスタイルが良く見えます。(笑)



持っている物のロゴは、現行モデルと違います。



新しいのはロゴが刺繍で、ミシンで縫い付けてあります。

本当は違うメーカーも気になったりしたのですが、私はパタゴニアの着心地が大好きなのです。
高価なのであれもこれもとはいきませんが、、、。
立体裁断が絶妙に私の身体に合ってくれます。
ウエスト辺りも(特に背中が)ガボガボせず、ピッタリと身体に沿ってくれるので暖かいのです。
モンベルだとガボガボで一番冷やしちゃいけない胴周りが寒い、、、。
でも、モンベルも好きですけどね。

パンツも、海外の物もモンベルでもウエスト辺りがダボダボで、ずり落ちそうで気になってしまうのですが、パタゴニアだとXXSがあるのです。
これがピッタリで足上げも良いです。

ほんと、難点はお高いという事ですけどね。(笑)



登山は嫌い

2021-07-30 16:05:25 | 山の事
本当は、私は、きっと、登山が嫌いなのだと思います。
じゃあ、なんで山に登るの?

子供の頃、夏になるとずーっと雲を眺めていました。
「雲に乗ってみたいな〜」って。

山に登ると叶うんですよ、子供の頃の夢が。
そして、山を眺めるのは大好き。
登ると沢山の山が眺められるのですよ。
そして、高い所が大好き。

でも、毎回下山中は、
「もう、二度と登らない。
 もうこれで行かない。
 なんでこんな苦行をこんな思いしてやらなきゃならないの?」
心では泣き言ばかり、、、。

根っからのヘタレなんです。
誰かのためなら強くなれるけど、自分自身にはビビリのヘタレ。
すぐ諦めちゃうしすぐ弱音吐く。(人には頑張ろう!なんて言ってるけど。)

かけっこは子供の頃からいつも2番だった。
全力で頑張らない子だった。(笑)

そんな根性なんてからっきし無い私が登山のような我慢強い事が出来るわけが無いのです。
先程書いた理由が無ければね。

もう行かない!
そう言いながら帰ってくると、、、。
「楽しかったな〜。」
「今度は何処が良いかな〜。」
反省会なんかしながら、一人で微笑んでいる、勝手モンなaspettareさんなのです。




ガスガスでも、雲に乗ってるようなこんな景色は、いつまでも見ていられます。





私を山に導いた山行記録

2021-01-11 19:17:39 | 山の事
山登りを始めたきっかけは八ヶ岳を眺めて、ですが。
実は厳密にはあるきっかけがありました。
それまでは、「登れたらな〜。」と憧れや夢程度でした。
この年じゃね〜とか。

でも、諦められない迷いもあって。
ヤマレコとか山登りのブログとか見ていました。
そこにすっごく感動したヤマレコの山行記録と出会いました。

もうすっかり分からなくなっていたのですが、偶然調べ物してたらなんと!
5年ぶり位に再会しちゃいました。
それがこちら
そして一年後のこちら
もうねぇ、当時、小説読んでいる気分で読んでいました。
私も20代だったらこんなことしちゃうな〜と親しみまで覚えちゃって。

とっても楽しそうで、こんな感動できちゃうんだ〜と。
初めはテント泊したかったと言うのも、この方のテン泊が楽しそうで、、、。

この方のヤマレコのファンになって(読み逃げですけど)、自分もやってみようかなと重い腰が上がりました。
そして、モンベルで山登りの一式を揃えて、本も沢山読みましたよ。
山での歩き方、基礎、怪我の事、遭難の事、体力維持に、勿論テント泊の仕方、マナーや服装、食事の事も。
半分位は良く分かりませんでしたけど。(笑)
やってみて、「あーこういうことか」って分かってくる感じでしたね。

きっと、この方の山行記録に出会わなかったら、ずっと憧れだけで終わっていたかも、、、。
私の山への背中を押してくれた素敵な山行記録です。

ふと、自分のヤマレコの記録も久しぶりに見たりして、、、。
当時のお気に入りには、全然記憶に無いんですが、「恵那山(広河原コース)」と「各務原アルプス・金華山縦走」が入っていました。
山行計画には「南木曽岳」が。
きっと、当時の私は登りたかったのでしょうね〜。

そして、どれももう登ってしまいました。(金華山は違いますが)
自分凄いな〜、って思っちゃいました。
ちゃーんと、達成しましたからね。

夢は必ず叶う。
「Dreams Come True」
ですよ。

これからも、コツコツと叶えて行きたいな〜。