りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

断捨離の真逆。

2021-02-15 | 音楽
ここ1年ほど、CDを買い漁っている。

CDといっても最新のナンチャラカンチャラというアーティストでもバンドでもなく(笑)、昔の昔の大大大大昔のアルバムのCD。

具体的に言うと、ワタシが中高生だった頃にカセットテープやLPレコードでしか持っていなかったアルバム。

中には既に廃盤になっていたり、廃盤になってなくても今では入手するのが困難になりはじめたアルバムもチラホラ。

そんなCDをフリマアプリで探して、適当な金額で出品されていたら、ポチッと購入するようになってしまった。

・・・お察しかと思うが、そういう事をするのは、真夜中に一人でチビチビお酒を飲んでほろ酔い気味の時に決まっている。余談ですが(笑)



↑ 高校1年生の頃。全曲大好きだったけど、ラストの「ココナッツ・グローブ」という曲が特に好きで。夏の夜の海で聴きたい。



↑ これも高校時代にカセットにダビングした。しかし頻繁に聴いたのは、初めて買ったクルマのカーステレオ。23〜4歳。夜の西広島バイパスを西へ西へ。



↑ これも高校時代か。「Lemonの勇気」は、今聴いても琴線に触れてしまう。



↑ CHARAがボーカルに参加したアルバムもあったけど、これはその前のファーストアルバム。
PJのボーカルの方が、やっぱりソウルフル♫



↑ カセットテープでしか持っていなかったこの名盤も、39年の時を経てやっとこさ購入。
しかし、このアルバムジャケットだけは、やっぱりLPレコードで購入した方がよかったかも (^_^;)


          ◆


50歳を越えて、周囲の知り合いの中からは、終活とまでは言わないけれど、長年所有していたモノの断捨離をはじめた・・・という話をチラホラ耳にしはじめた。
それを考えれば、これらは全く真逆の行為(笑)

しかし、今までダウンロードでも何曲か購入してきたけど、やっぱりそこは世代なのか、何かしらの「モノ」としてカタチになっている方が、どうしても安心してしまう。

だから、10代20代の頃にアナログメディアで聴いていた曲は、カタチという「モノ」で集められるうちに、出来る限り集めておきたい・・・そう自分に言い聞かせながら、購入したCDを押し入れの中のCDラックに静かに収めるのであった(笑)
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情報と音楽。

2020-12-22 | 音楽
あと一週間余りで、今年も終わり。

クリスマスも目前となり、気持ちの有り様も、そろそろ年末モードに入りはじめたような気がする。

年末といえば、紅白歌合戦。
昨日、出場歌手が歌う楽曲が発表されていた。

ネットのニュースでザッと目を通したけど、“なんだか代わり映えしないなぁ”という印象を持ったのは、単にワタシが完全無欠のオジサンになってしまったからだろうか (^_^;)

その中でも、“お!”と、ちょっとだけ目を見開いたのは、星野源。

「うちで踊ろう」かぁ・・・。

同じ歌うなら、ぜひ、あの安倍さんの動画をバックに歌ってもらいたい!
こっちもテレビの前で、どんぎつねの格好で年越しどん兵衛を食べてるから!
きっと相当数の国民がそう思っているはずだ(笑)

それにしても、歌だけでなく、出場歌手を見ても、あまり琴線に触れなくなってしまった気がする。

瑛人もNiziUも、知っている。
「香水」は、初めて聴いた時、いい曲だなぁと思った。

でも、それだけ。

いい曲とは思っても、ダウンロードするわけでも、カラオケで歌うわけでも、散歩の時に鼻歌で歌うわけでもなく。

たぶんそれは、ワタシが「香水」を〈音楽〉としてではなく、〈情報〉として知っているに過ぎないからだろう。

「情報」では、何も癒されないし、ワクワクも出来ないし、元気も出てこない。

・・・そういうことなんだと思う。





・・・で、話は変わりますが、先日、Amazonでこれを注文した。



このアルバムについてのダラダラとした説明は割愛します(笑)
同世代の方ならご存知の名盤中の名盤。
来年の3月21日が、発表から40年目。
それを記念した、40周年記念盤。

もう、CDの時代も終わろうとしているご時世なのに。
しかも、今まで購入してきた数多のCDの中で、確実に最高値。

それでも、(ほぼ)迷わずボタンを押してしまった。

なぜだろう?

購入確定ボタンを押して、直後に着信したAmazonからのお知らせメールを確認後、「あのー、来年の3月下旬にAmazonからちょっと荷物が届くんで・・・エヘヘヘ」と愛想笑いを浮かべながら我が家の財務大臣に報告した後に、ふと、そう思った。
そして、自分なりに答えを出した。

おそらくそれは、このアルバムが自分にとって紛れもなく〈音楽〉だからだと思う。

やっぱり、感受性が敏感だった季節に触れたモノは、強い。

一概に比較はできないけれど、まだ何にも知らなかった10代で聴いた「雨のウェンズデイ」と、数多の情報に塗れた50代で聴いた「香水」では、質量がまったく違う気がする。

まぁ、何はともあれ、異例尽くめの2020年を何とか生き抜いたご褒美ということで。

ワタシにとっての〈音楽〉で、癒されて、ワクワクして、元気にしてもらおうと思います。

⚫︎大滝詠一『A LONG VACATION 40th Anniversary Edition』Trailer
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