りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

時代おくれ、上等。

2022-06-06 | 音楽
たとえば。

もしもタイムマシーンが発明されて、今から30数年前の10代の頃の自分に会って、この曲のことやPVのことを話しても、にわかには信じないだろう。

でも本当なんだ、これは。

こんな音楽、こんなPVが見られる日が訪れるなんて。

この世に生を受けて半世紀ちょっと。

人並みに色々あったけど、




生きてきて、よかった。




大袈裟かも知れないけど、本当にそう思えた。

ありがとう。

明日から、またがんばろ。




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回帰線。

2022-04-24 | 音楽
せっかくの日曜日なのに、今日は梅雨の先走りのような雨。
夕方になってやっと上がったので、家の周りを1時間ほどウォーキング。



耳元のイヤホンからは、アルバム『回帰線』。



アルバムを通して聴くなんて、もうホントに、何十年ぶりだろうか。

昨夜、NHKで生前最後のライブを放送していた。
最初は「ながら視聴」していたのだけれど、終わりの頃には、テレビの前でチューハイ片手にガッツリ見ていた。

やっぱりそれは、世代的には仕方がないことなのかも。



明日で、あれからもう、30年か。



50代の彼のステージも見てみたかったものです。

⚫︎『Scrambling Rock'n'Roll』尾崎豊
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オレのはるうた。

2022-03-30 | 音楽
今日は、うららかな1日で。

何歳になっても、オッサンになっても、五十肩になっても、やっぱり春の訪れは、嬉しい。

だから今日の昼、所要で車を走らせていた時、思わず自分にとっての“はるうた”を口づさんでしまった。

今日のブログは、その時ハミング(いや、密閉した車内だから一人カラオケ状態か😅)した歌をピックアップ。

以前にも同じようなテーマ(その時は“なつうた”だったかな?)で書いたけど、例のごとく最近の曲はとんと聴かなくなったので、昔の曲ばかりなのは、ご容赦。


ワタシにとって、不動のはるうた↓

⚫︎EPO 〈う、ふ、ふ、ふ〉(1983)


この曲も外せねー!↓

⚫︎松田聖子 〈Rock’n Rouge〉(1984)


春休みの終わり頃、深夜ラジオから流れてきた。
EPO作曲。この頃のEPOは無双状態 ↓

⚫︎松本典子〈春色のエアメール 〉(1985)


アルフィーの曲で、一番好きかも。↓

⚫︎THE ALFEE〈シンデレラは眠れない〉(1985)


深夜のバイトをしていたコンビニの有線でヘビーローテで流れていた↓

⚫︎スターダスト・レビュー〈君のキャトル・ヴァン・ディス〉(1990)


ワタシの中では、まだ全然新しい曲なのよ(笑)↓

⚫︎ YUI〈CHE.R.RY〉(2007)
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木蘭の涙。

2022-03-17 | 音楽
先週末、この人達のライブに行ってきた。



スターダスト☆レビュー。

妻が独身の頃からのファンで、結婚後、ワタシも見事に感化(笑)
一緒に行くのは、今回で4回目(いや、5回目か?)
この3日前に息子の受験も終わり、言わば、このコンサートが親の打ち上げみたいなもの(笑)

それにしても、コンサート自体、何年ぶりだろう。
少なからず、コロナ禍の時代になってからは初めて。

マスク着用、手拍子、レスポンスなし。
そんなスタイルで、果たしてコンサートが成立するのだろうか・・・と、少しばかりの不安を胸に会場にやって来たのだけど、開演したら見事にそれは杞憂に終わった。

やっぱり、スタレビ。
さすが、40年も音楽活動をしてきたバンド。

エンターテイメントとはこういう事を言うんだなと、感心させられるような本当に良いライブでした♫

何歳になってもコンサートに来ると楽しいのだけど、年を重ねてからコンサートに来る度に思うようになったのは、

「やっぱり、プロは凄い」

ということ。

特に、30年40年単位で活動続けているミュージシャンのライブに行き公演が終わると、「やっぱりプロは凄い、やっぱりプロは凄い・・・」と唸り呟きながら家路についてしまう。
思い返すと、今まで行ったライブの中では、このスタレビと山下達郎のライブの時は、ほぼそう呟きながら帰っている気がする(笑)

今回のライブ、デビュー40周年記念ということもあって、好きだった曲、聴きたかった曲は軒並み演奏してくれた。
途中には、ステージ撮影OKのサービスタイムも。



要さんのサングラスのない顔にも、そろそろ慣れてきた(笑)


【おまけ】
余韻冷め止まぬうちに、こんなイラストを描いてみた。



スタレビの代表曲、「木蘭の涙」
ワタシなりの解釈でビジュアル化してみました。
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A LONG V・A・C・A・T・I・O・N

2021-03-22 | 音楽
今日、宅配便で届いた。

大滝詠一『A LONG VACATION』

1981年3月21日発表。
その40周年記念盤。

段ボール箱を開封して取り出そうとして驚いたのは、その重さ。
とても片手で扱える重量ではない。

中途半端に出しかけたボックスを、あらためて箱に入れ直して、両手で慎重に・・・それこそ三種の神器を持ち運ぶ宮内庁の役人になったつもりで、ゆっくりとゆっくりと、箱から中身を取り出した。



凄い・・・・・!

レコード、CD、DVD、Blue ray、カセットテープ・・・etc.
30周年盤を発表した時に、「40周年の時は、その時に流通している全ての音楽メディアに記録して発表する」と予告していた大滝詠一氏の“遺言”の通り、豪華なボックスの中にこれでもかと言うほど、ありとあらゆるメディアがぎっしり詰まっていた。

その中でも、今回のワタシのお目当てだったのが、イラストレーター・永井博のイラストブック。



こちらも40年前の復刻版ではあるのだが、このアルバムが作られたのは、このイラストブックがきっかけだったのだそうだ。

当時中学生だったワタシは、アルバムジャケットにアートワークされていた永井博のイラストが大好きだった。
もしかしたら、肝心なアルバムの楽曲よりも好きだったかも知れない。

イラストなのに思わず目を細めてしまいそうになる、光と影のコントラスト。
あの頃、これほどまでに夏とか海とか太陽を強烈に感じさせてくれるイラスレーターは、鈴木英人と永井博が双璧だった。

イラストブックの帯には、全曲を作詞した松本隆の推薦文が載っていた。
その中にこう書いてあった。

「生きることが長い休暇なら、どこまで遊び通せるか試してみたい気がする・・・」

なるほど。
そうか、そういうことか。

“なんだかちょっと凡庸だよなぁ、他にもっとピッタリのタイトルがあったんじゃないの?”という印象をずっと持っていた「A LONG VACATION」というアルバムタイトルの本当の意味が、40年の時を経てやっと分かった気がした。

そんなこんなで、リビングでボックスを広げて唸ったり感嘆の声を上げていると、息子が「何が届いたの?」と物珍しそうに覗き込んできた。

たかだか18年前に生まれた人間に事細かく説明したところで、どうせ分からないだろうと思い、“昔のアルバムだよ”とだけ答えたのだが、

「あ、この曲は知ってる。CMでよく聞くよね」と、息子は『君は天然色』という文字を指さした。

なるほどね。
そうか、そうなんだな。

日本のポップス界に燦然と輝くこの稀代の名盤は、これからもこんなふうに、幾世代にも渡って生き続けてゆくのだろう。
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断捨離の真逆。

2021-02-15 | 音楽
ここ1年ほど、CDを買い漁っている。

CDといっても最新のナンチャラカンチャラというアーティストでもバンドでもなく(笑)、昔の昔の大大大大昔のアルバムのCD。

具体的に言うと、ワタシが中高生だった頃にカセットテープやLPレコードでしか持っていなかったアルバム。

中には既に廃盤になっていたり、廃盤になってなくても今では入手するのが困難になりはじめたアルバムもチラホラ。

そんなCDをフリマアプリで探して、適当な金額で出品されていたら、ポチッと購入するようになってしまった。

・・・お察しかと思うが、そういう事をするのは、真夜中に一人でチビチビお酒を飲んでほろ酔い気味の時に決まっている。余談ですが(笑)



↑ 高校1年生の頃。全曲大好きだったけど、ラストの「ココナッツ・グローブ」という曲が特に好きで。夏の夜の海で聴きたい。



↑ これも高校時代にカセットにダビングした。しかし頻繁に聴いたのは、初めて買ったクルマのカーステレオ。23〜4歳。夜の西広島バイパスを西へ西へ。



↑ これも高校時代か。「Lemonの勇気」は、今聴いても琴線に触れてしまう。



↑ CHARAがボーカルに参加したアルバムもあったけど、これはその前のファーストアルバム。
PJのボーカルの方が、やっぱりソウルフル♫



↑ カセットテープでしか持っていなかったこの名盤も、39年の時を経てやっとこさ購入。
しかし、このアルバムジャケットだけは、やっぱりLPレコードで購入した方がよかったかも (^_^;)


          ◆


50歳を越えて、周囲の知り合いの中からは、終活とまでは言わないけれど、長年所有していたモノの断捨離をはじめた・・・という話をチラホラ耳にしはじめた。
それを考えれば、これらは全く真逆の行為(笑)

しかし、今までダウンロードでも何曲か購入してきたけど、やっぱりそこは世代なのか、何かしらの「モノ」としてカタチになっている方が、どうしても安心してしまう。

だから、10代20代の頃にアナログメディアで聴いていた曲は、カタチという「モノ」で集められるうちに、出来る限り集めておきたい・・・そう自分に言い聞かせながら、購入したCDを押し入れの中のCDラックに静かに収めるのであった(笑)
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情報と音楽。

2020-12-22 | 音楽
あと一週間余りで、今年も終わり。

クリスマスも目前となり、気持ちの有り様も、そろそろ年末モードに入りはじめたような気がする。

年末といえば、紅白歌合戦。
昨日、出場歌手が歌う楽曲が発表されていた。

ネットのニュースでザッと目を通したけど、“なんだか代わり映えしないなぁ”という印象を持ったのは、単にワタシが完全無欠のオジサンになってしまったからだろうか (^_^;)

その中でも、“お!”と、ちょっとだけ目を見開いたのは、星野源。

「うちで踊ろう」かぁ・・・。

同じ歌うなら、ぜひ、あの安倍さんの動画をバックに歌ってもらいたい!
こっちもテレビの前で、どんぎつねの格好で年越しどん兵衛を食べてるから!
きっと相当数の国民がそう思っているはずだ(笑)

それにしても、歌だけでなく、出場歌手を見ても、あまり琴線に触れなくなってしまった気がする。

瑛人もNiziUも、知っている。
「香水」は、初めて聴いた時、いい曲だなぁと思った。

でも、それだけ。

いい曲とは思っても、ダウンロードするわけでも、カラオケで歌うわけでも、散歩の時に鼻歌で歌うわけでもなく。

たぶんそれは、ワタシが「香水」を〈音楽〉としてではなく、〈情報〉として知っているに過ぎないからだろう。

「情報」では、何も癒されないし、ワクワクも出来ないし、元気も出てこない。

・・・そういうことなんだと思う。





・・・で、話は変わりますが、先日、Amazonでこれを注文した。



このアルバムについてのダラダラとした説明は割愛します(笑)
同世代の方ならご存知の名盤中の名盤。
来年の3月21日が、発表から40年目。
それを記念した、40周年記念盤。

もう、CDの時代も終わろうとしているご時世なのに。
しかも、今まで購入してきた数多のCDの中で、確実に最高値。

それでも、(ほぼ)迷わずボタンを押してしまった。

なぜだろう?

購入確定ボタンを押して、直後に着信したAmazonからのお知らせメールを確認後、「あのー、来年の3月下旬にAmazonからちょっと荷物が届くんで・・・エヘヘヘ」と愛想笑いを浮かべながら我が家の財務大臣に報告した後に、ふと、そう思った。
そして、自分なりに答えを出した。

おそらくそれは、このアルバムが自分にとって紛れもなく〈音楽〉だからだと思う。

やっぱり、感受性が敏感だった季節に触れたモノは、強い。

一概に比較はできないけれど、まだ何にも知らなかった10代で聴いた「雨のウェンズデイ」と、数多の情報に塗れた50代で聴いた「香水」では、質量がまったく違う気がする。

まぁ、何はともあれ、異例尽くめの2020年を何とか生き抜いたご褒美ということで。

ワタシにとっての〈音楽〉で、癒されて、ワクワクして、元気にしてもらおうと思います。

⚫︎大滝詠一『A LONG VACATION 40th Anniversary Edition』Trailer
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