りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

35年ぶりの映画。

2024-08-12 | 映画
NHKBSで「フィールド・オブ・ドリームス」を、久しぶりに見た。

以前見た時はまだビデオの時代で、ワタシは大学生だったから、おそらく35年ぶり。

案の定というかなんというか、やっぱり以前とは見え方が違っていたなぁ。

最初に見た時は、ワタシは二十歳そこそこ。

グータラ大学生で、もちろん独身で、何もその手に持っていなかった。

この映画をレンタルビデオ屋でチョイスしたのも、当時ヒットしていた映画だし、当代きってのハンサム(当時は“イケメン”なんて言葉はなかった)のケビン・コスナーの映画、という理由だけだったような気がする。

あれからずいぶん時間が流れて、ワタシも社会人になって結婚をして親になって、そして父親を見送った。

エンディングロールの直前、主人公が父親の幽霊とキャッチボールをするシーン。

不覚にも、目頭が熱くなってしまった。

自分が父親になって分かったことは数多あるが、自分の父親が亡くなって分かったことも数えきれない。

そうか。この映画は、そういう映画だったのか。


          ◆


一昨日、息子が大学から帰ってきた。

夕べは、向こうでの生活や大学のことを、夜遅くまで話してくれた。

家を出て行って、2年余り。
久しぶりに目にした息子は、少し体格が逞しくなったように見える。


           ◆


そして明日は、盆の入り。

母と一緒に父の墓参りへ行く予定。

その前に、あらためてこの映画を見れて、よかった。
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