りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

社会の入口の一歩目の片足。

2024-12-21 | 家族
「年末年始は、帰らない」

息子からそんな連絡があったのは、先週末。

帰って来ない理由は、どうやらアルバイトが理由らしい。

息子は今、大学3年生。
学業の傍ら、進学塾で講師のアルバイトをしている。
息子曰く、受け持っている生徒の中に、大学受験を控えている子がいるのだそうだ。

たしかに今は、受験生が追い込みをかける最も大切な時期。
そんな時に、〈俺は休むけど、勉強がんばれよ〜〉と、そそくさと実家に帰省する進学塾の講師なんて聞いたことがない(笑)

進学塾はマン・ツー・マンの指導スタイルがウリとのこと。
おそらく息子と受験生の子は、この1年間、二人三脚でやってきたのだろう。
それならさおさら、この年末年始に帰省するという選択肢がないこともよく分かる。



          ◆



思い返せば、ワタシも学生の頃、年末年始に帰省しなかったことがあった。

当時コンビニの深夜バイトをしていたのだけれど、年末年始だけは時給が割増になるので、帰省と時給を天秤にかけて、安易にバイトを選んだのだ。

バイト代が増えるから嬉しかった一方で、元日の夜にひとりぼっちのアパートで、「ビートたけしのお笑いウルトラクイズ」を見ながら、黙々とカップラーメンを啜ったことを今でもよく覚えている(笑)

年末年始に帰らないことを電話でワタシが告げた時、実家の両親は何も言わなかったのだけれど、今になってその時の父母の気持ちが少しは分かるような気がする。

・・・なるほど、こんな心境だったのか(笑)



          ◆



今まで息子は、ある意味〈自分のためだけに〉生きてきたようなところがある。
まぁ、20歳そこそこの人間なんて、みんなそんな感じだけれど😅
それを考えれば、息子は今、〈誰かのために生きる〉ということを、初めて経験しているのだと思う。

まぁ、社会の入口の一歩目の片足・・・ってとこか(笑)

とりあえず風邪に気をつけて、頑張りなさい。

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