ふだんは、そんなことを思うことは殆どないのだけど。
なのに、この御仁の一連の曲を耳にした時だけは、こう思う。
〈あの頃に、戻りたい〉
もっとも〈あの頃〉といっても、それが15歳の時とか20歳の時とか、そういった具体的な年齢や時季は思い浮かばない。
しかし、戻りたくなる。無性に。
根拠も理由も分からないのだけど、ただただ、〈現在ではない過去のどこか〉へ誘なう何かがあるような気がする。この御仁の歌には。
どうやらそんな条件反射を示しているのはワタシだけではないようで、ネットの中に存在するこの御仁の歌の動画のコメントには、似たような思いを抱いた方の書き込みをチラホラ目にする。
おそらく、心と身体が最も柔らかかった時季に、これまた心の最も柔らかい部分に、この御仁の歌がすーーーっと入り込んでしまったからではないか?・・・と、分かったような分かってないような陳腐な解釈をしております、お酒を片手にこの歌を聴きながら。
今日で発売から40周年か。
うん、やっぱりいい歌だな。
⚫︎[Official] 大滝詠一「ペパーミント・ブルー」Music Video (EACH TIME 40th Anniversary Edition 収録)
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