りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

生家。

2013-03-01 | Weblog
昨日、妻と久しぶりに二人だけで出かけたことを、日記に書いた。

海を望むレストランで昼食後、とある所へ行った。
それが、ここ↓



何の変哲もない・・・という表現が逆に適切ではないほど、
古い古い、本当に古い平屋の木造住宅。
事前に調べておいた住所を手がかりに、スマホのグーグルマップを
片手にたどり着いた。

場所は、広島県竹原市。
民家が密集したクルマも通れないほど細い路地を抜けて、眼前に
山が迫る谷間の最奥部に、この家はあった。

ここまで書いて、この廃屋のような家が何たるかが分かった方は、
かなりのマニアと拝察します(笑)



この家、実は、あの広島が生んだロック・シンガー、浜田省吾の
生家なのだ。



同じ広島県内で、しかも至近距離なのだから、以前から一度訪れたいと
思っていたのだけど、“いつでも行ける”と思っていると、いつまでたっても
行動に移さないのが人間という生き物(笑)。
おかげで生家の存在を知って(ファンクラブの会報に掲載されていた)以降も、
丸20年以上、足を運ぶことがなかった。

ネット社会になってからというもの、コアなファンの方たちがこの生家へ
訪れたことを自身のホームページやブログにいくつもUPされている。
地元の人間なので、そこから所在地はおぼろげに分かっていた。
しかもそれらのネットの情報によると、今は誰も暮らしていない空家との
ことなので、今回思いきって訪れた・・・というわけなのです。

ボクも10代の頃からの浜省ファンなので、生家が自分の目に映った時は、
やっぱり感慨深かった。

2部屋だけの間取り。
“男の子(省吾)が生まれた”と産婆さんに教えられたお父さんが、
あまりの嬉しさに、土足のまま一目散に駆け上がったという縁側。
狭い庭から遠くに見える瀬戸内海。

インタビューや自叙伝で語られている生まれた時のエピソードは、
本当だったんだと実感した。

長年のファンと言いながらも、実はこの1年ほどは、あまり浜田省吾を
聴いていなかった。精神的に、どうも彼の曲を聴く気になれなくて、
かなり距離を置いていたような気がする。

でも、さすがに昨日の帰り道は、車の中で浜田省吾の曲を流しながら
家路についた(笑)

あらためて思った。
「路地裏の少年」って、本当にいい歌だなぁ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 分母。 | トップ | 春なのに。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿