林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

林檎乃麗の「とほほ・・・。」な日常を綴っています。 

2010年関西の旅-そして、神戸3.

2010-07-29 | 鉄道・旅行
 3.神戸電鉄と能勢電鉄の完乗-有馬温泉ぢゃ、あ~りませんか!

神戸電鉄は兵庫県南東部に路線を所有する中小私鉄であり、
その規模から2004年までは準大手私鉄に分類されていた。
1926年3月27日、神戸有馬電気鉄道として設立され、
1928年11月28日に有馬線、同年12月18日に三田線が開業した。
現在の粟生線の一部を敷設した三木電気鉄道は1936年6月29日に設立され、
同年12月28日に鈴蘭台-広野ゴルフ場前駅間が開業、
1938年1月28日には現在の三木である三木福有橋まで延伸した。
2社は1947年1月9日に合併し、社名を神有三木電気鉄道に変更した。
1949年4月30日には神戸電気鉄道に社名変更し、
粟生線が全通したのは1952年4月10日になってからである。
1968年4月7日には神戸高速鉄道に乗り入れを開始、
1991年10月28日には公園都市線も開業した。
現在は阪急阪神ホールディングスが株式の27.7%を所有するグループ会社である。

湊川から神戸電鉄有馬線で鈴蘭台まで行き、ここで駅取材する。
ここから粟生線に乗り換えて終点の粟生まで行く。
因みに「粟生」は「あお」と読む。
当初は幾つかの駅で途中下車しようかとも思ったが、実際には時間的に難しく、
また疲労で寝てしまったこともあって終点まで行く。
粟生は神戸電鉄粟生線の終点であると同時に、
JR加古川線、北条鉄道とも接続する。
北条鉄道は国鉄北条線を引き継いで誕生した第三セクターである。
ここで駅取材していると北条鉄道フラワ2000形フラワ2000-1が入線、
さらにJR加古川線では125系クモハ125-10と103系加古川塗色が行き違う。
これらの車両取材をしてから駅に併設されている「シルキーウェイあわの里」で昼食、
カレーライス・大600円を喰う。
食後のコーヒーが出るのを待っていたら上り電車にぎりぎりになってしまった。
鈴蘭台まで戻り、有馬線で谷上まで行き、ここで少し車両取材してから有馬口へ。
路線上は湊川から有馬温泉までが有馬線であるが、
運用上は有馬口から有馬温泉までは2本の列車が折り返し運転をしている。
有馬口から2000系に乗り換えて有馬温泉まで行く。
隣には3両しか残存していない1000系にも出逢う。



有馬温泉は古くから名湯として知られている場所で、その分、利用客も多かった。
有馬口まで戻って駅取材し、横山で公園都市線に乗り換えてウッディタウン中央へ。
ここから-三田線直通列車で終点の三田まで行く。
因みに「三田」は「みた」ではなく、「さんだ」と読む。
ここからJR福知山線に乗り換えて宝塚まで行く。
当然のことながらJRなので“スルッとKANSAI 2dayチケット”は使えない。
ICOCA対応区間なので持参したSuicaを使用する。
宝塚から阪急宝塚線に乗り換えて川西能勢口まで行く。
川西能勢口は能勢電鉄の起点駅である。

能勢電鉄は能勢妙見の参詣客輸送を目的に1908年5月23日に能勢電気軌道として設立された。
1913年4月13日に能勢口(現・川西能勢口)-一の鳥居間が部分開業し、
1923年11月2日には妙見(現・妙見口)まで延伸し、妙見線は全通した。
1922年には増資に伴い阪神急行電鉄(現・阪急阪神ホールディングス)が資本参加、
1961年には阪急の出資率が50%を超え、子会社となる。
1978年10月1日に社名を能勢電鉄に変更、同年12月12日に日生線が開業した。

能勢電鉄はマルーン色を纏った車両を使用しているため、
阪急から独立した第三セクターのように見えるが、
設立は独立した鉄道会社で、後に阪急の系列になったのである。
妙見線で山下まで行き、ここから日生線で終点の日生中央まで行く。
山下まで戻り、妙見線の終点である妙見口まで行く。



川西能勢口まで戻って駅取材、更に予定にはなかったがJR川西池田も取材する。
移動の途中で路上ライブをしている阪本真由美さんを見掛ける。
再び川西能勢口から阪急宝塚線に乗り込むが、
予定では蛍池で大阪モノレールに乗り換えるつもりだったが、
そのまま梅田まで行くことにする。
しかし急に思い立って一つ前の中津で下車して駅取材し、そのまま梅田まで歩く。
近接する梅田貨物駅に留置中の電気機関車やディーゼル機関車を撮る。
梅田まで行くと何故か目つきの悪いスーツ姿の男達がたくさんいた。
みんな耳にイヤホンを当てて辺りに睨みを利かせている。
近くにこんな看板を見つけて納得した。



みんなSPなのである。
前首相でも政権与党ということだけあってこれだけのSPが付くのだろうか。
ここから大阪市営地下鉄御堂筋線で新大阪まで行き、
予約していたヴィアイン新大阪にチェックインする。
夕食は新大阪駅地下の「ラーメン屋 段七」で味噌ラーメン餃子定食900円喰う。
味噌ラーメンが700円で、それに半炒飯と餃子がセットになってプラス200円である。
ヴィアイン新大阪に泊まると何時も買う「くくる」とたこ焼きを購入し、
ホテルに戻ってシャワーのあとにビールを飲みながらつまみに喰う。
11:00p.m.に就寝する。
テレビで確認したのだが、どうややはり明日は雨らしい。
コメント
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