3.東急電鉄6000系と7000系を追いかけて
東急電鉄というとどうしても8000系を中心とした切妻形の車両をイメージしてしまう。
1999年に登場した目黒線用の3000系、
JR東日本E231系の設計を取り入れた5000系の系列は前面に少し隆起があり、
それまでの東急のイメージを払拭することに貢献したが、
そんな東急の中でも最初に見た時にぶったまげたデザインの車両が登場した。
それが大井町線急行用の6000系と池上線、多摩川線用の7000系だ。
2代目京成スカイライナーのように前面に傾斜を付けたデザインは、
正直云って非常に衝撃的だった。
合理的な車両デザインが中心の東急でここまで“格好いい”デザインが出てくるとは、
正に夢にも思わなかったのだ。
主力の田園都市線や東横線ではなく、
どちらかというと“お下がり”の車両が中心の大井町線や池上線で、
新型車両が投入されたというだけでも十分に衝撃的なのに、
そのデザインが東急の車両を代表するようなデザインであるとは…。
この2形式を撮影したくて今回の取材を企画したと言っても過言ではない。
まずは大井町線の6000系を取材するために二子玉川に行く。
大井町線は急行の運用があり、6000系はこれに充当されている。
そこで急行の停車駅である二子玉川で車両取材を決行した。
6000系
東急の主力である5000系をベースに大井町線急行用に設計された通勤形電車。
2008年に6両編成×6本=36両が東急車輛製造で製造され、同年3月28日から運用が開始された。
20m級、オールステンレス車体、片側4扉、前面に非常扉が設置されている。
主電動機はかご形三相誘導電動機TKM-99A型、モーター出力190kW、
IGBT素子VVVFインバータ制御、TD継手式中実軸平行カルダン駆動。
このあと次は7000系の取材に行くのだが、池上線はトライアングルチケットのエリア外のため、
自由が丘まで行ってトライアングルチケットでいったん改札を出て、
Suicaで入場して旗の台まで行く。
ここまでの片道料金は150円で往復では300円、旗の台では駅取材もする。
7000系
東急の主力である5000系をベースに池上線、東急多摩川線用に設計された通勤形電車。
2007年に3両編成×7本=21両が東急車輛製造で製造され、同年12月25日から運用が開始された。
18m級、オールステンレス車体、片側3扉、前面に非常扉が設置されている。
主電動機はかご形三相誘導電動機TKM-99A型、モーター出力190kW、
IGBT素子VVVFインバータ制御、TD継手式中実軸平行カルダン駆動。
ここでは7000系だけでなく、まだ未取材だった7600系、7700系も取材できた。
これで東急での取材は完了、自由が丘まで戻ってSuicaで改札を出て、
トライアングルチケットで再び入場して東横線で渋谷まで戻る。
東横線では偶然東京メトロ7000系も取材できた。
やはり東横線と東京メトロ副都心線が繋がったんだなと改めて実感させられた。
東急電鉄というとどうしても8000系を中心とした切妻形の車両をイメージしてしまう。
1999年に登場した目黒線用の3000系、
JR東日本E231系の設計を取り入れた5000系の系列は前面に少し隆起があり、
それまでの東急のイメージを払拭することに貢献したが、
そんな東急の中でも最初に見た時にぶったまげたデザインの車両が登場した。
それが大井町線急行用の6000系と池上線、多摩川線用の7000系だ。
2代目京成スカイライナーのように前面に傾斜を付けたデザインは、
正直云って非常に衝撃的だった。
合理的な車両デザインが中心の東急でここまで“格好いい”デザインが出てくるとは、
正に夢にも思わなかったのだ。
主力の田園都市線や東横線ではなく、
どちらかというと“お下がり”の車両が中心の大井町線や池上線で、
新型車両が投入されたというだけでも十分に衝撃的なのに、
そのデザインが東急の車両を代表するようなデザインであるとは…。
この2形式を撮影したくて今回の取材を企画したと言っても過言ではない。
まずは大井町線の6000系を取材するために二子玉川に行く。
大井町線は急行の運用があり、6000系はこれに充当されている。
そこで急行の停車駅である二子玉川で車両取材を決行した。
6000系
東急の主力である5000系をベースに大井町線急行用に設計された通勤形電車。
2008年に6両編成×6本=36両が東急車輛製造で製造され、同年3月28日から運用が開始された。
20m級、オールステンレス車体、片側4扉、前面に非常扉が設置されている。
主電動機はかご形三相誘導電動機TKM-99A型、モーター出力190kW、
IGBT素子VVVFインバータ制御、TD継手式中実軸平行カルダン駆動。
このあと次は7000系の取材に行くのだが、池上線はトライアングルチケットのエリア外のため、
自由が丘まで行ってトライアングルチケットでいったん改札を出て、
Suicaで入場して旗の台まで行く。
ここまでの片道料金は150円で往復では300円、旗の台では駅取材もする。
7000系
東急の主力である5000系をベースに池上線、東急多摩川線用に設計された通勤形電車。
2007年に3両編成×7本=21両が東急車輛製造で製造され、同年12月25日から運用が開始された。
18m級、オールステンレス車体、片側3扉、前面に非常扉が設置されている。
主電動機はかご形三相誘導電動機TKM-99A型、モーター出力190kW、
IGBT素子VVVFインバータ制御、TD継手式中実軸平行カルダン駆動。
ここでは7000系だけでなく、まだ未取材だった7600系、7700系も取材できた。
これで東急での取材は完了、自由が丘まで戻ってSuicaで改札を出て、
トライアングルチケットで再び入場して東横線で渋谷まで戻る。
東横線では偶然東京メトロ7000系も取材できた。
やはり東横線と東京メトロ副都心線が繋がったんだなと改めて実感させられた。