5.飛鳥山の雨粒と上野の山手線E235系第2編成との遭遇
“都電もなか”を購入してから梶原電停まで行き、
ここで早稲田方面の電車に乗って飛鳥山まで行く。
飛鳥山電停と王子駅前電停の区間は都道455号線本郷赤羽線を渡る。
飛鳥山公園があるためにこれを大きく迂回する道に沿って供用区間となり、
京浜東北線の線路をアンダーパスしたところで大きく90度曲がり、
王子駅と並行して王子駅前電停となる。
飛鳥山に上って静態保存されている都電6000形6080号車と、
蒸気機関車D51形853号車を取材する。
ここは以前に取材済みだが、6000形6080号車は塗色が変更されている。
飛鳥山は江戸時代、桜の名所として徳川吉宗によって整備されたところで、
明治期には渋沢栄一の別荘もあり、現在も渋沢史料館として保存されている。
園内を散策しているとポツポツと雨が降り始めた。
慌てて取材を中止して王子駅に行き、京浜東北線に乗り込む。
これで上野まで行き、ここから京成本線に乗り換えて帰るが、
まだ時間が早いために山手線の新型車両E235系量産先行車を狙おうと思い、
少しホームで粘ってみようと思ったが、比較的早めにE235系がやってきた。
営業車両ではなく、試運転となっていたので何だろうと思ったが、
家に戻って撮影した画像を拡大して初めて意味が分かった。
運転席のガラス左下に“02”の文字がある。
つまりE235系第2編成ということになり、量産車としては最初の編成というわけだ。
E235系は2020年までに現在のE231系500番台を置き換える予定で、
2015年11月30日より量産先行車が営業運転された。
約1年半経って量産車の営業運転が5月22日より開始されるらしい。
尚、余剰となる現行車E231系500番台は中央・総武緩行線に転籍されることになっており、
既にA520編成、A540編成の2本が転籍運用されている。
山手線は11両編成で中央・総武緩行線は10両編成になっており、
余剰となる付随車1両は改造の上、E235系に再利用されることになっている。
改札を出て夕食を喰う場所を探しながら上野御徒町中央通りを歩いている内に、
御徒町まで行ってしまい、ここで見つけた「スパゲティーのパンチョ」で、
一番人気だというナポリタン目玉焼き\740喰う。
今度は上野中通商店街を上野まで戻り、京成で帰る。