4.JR相模線の乗り潰しと鰺の押寿しと缶ハイボールの相性
京王電鉄調布から相模原線に乗り換えて35分の乗車で終点まで行く。
橋本駅で下車して初めて知ったのだが、乗っていた車両は10-300形だった。
都営新宿線がここまで直通していることを再認識させられた。
京王の改札を出ていったん外に出てからすぐにJR橋本駅の改札に入場する。
JR橋本駅は横浜線の所属駅だが、相模線も接続している。
横浜線は横浜鉄道が敷設、相模線は相模鉄道が敷設したもともとは私鉄だったのだが、
鉄道国有法によって国有化され、国鉄路線となり、
国鉄分割民営化によってJR東日本の路線となった。
相模線は国鉄分割民営化後の1991年3月16日に電化され、
その時205系500番台が投入された。
205系は国鉄からJR東日本、JR西日本にかけて製造された車両で、
新造された205系としては最後の車両であり、
また従来の205系が10両編成や11両編成の長編成なのに対し、
相模線は4両編成で電動車ユニットが一つしかなく、
またそれに併せて前面デザインを大幅に変更、
一見すると私鉄の車両のようにも見える。
車体もステンレス製で抵抗制御を採用しており、
アルミ製、VVVFインバータ制御の最新型の車両とはやはり見劣りする。
相模線は茅ヶ崎から橋本までの33.3kmの区間で、
2004年7月3日土曜日に海老名から茅ヶ崎までは乗車したものの、
残りの海老名から橋本までが未乗車だったため、この機会に一気に乗り潰すことにしたのだ。
橋本から茅ヶ崎まで行き、ここで東海道本線に乗り換え大船まで行く。
大船で総武快速線直通の横須賀線に乗り換えるのだが、
その前に大船軒で鰺の押寿し・中鰺・八貫入960円を購入、
さらにNEWDAYSで缶ハイボールも購入し、
ホームのグリーン券券売機でグリーン券のデータをsuicaに入力し、
車端部の1階建の部分に座席を取る。
何時も大船から帰る時は大船軒の鰺の押寿しと缶ハイボールを買い、
グリーン車に乗って帰ることにしている。
普段は缶ビールばかりで缶ハイボールは飲まないのだけれど、
鰺の押寿しを喰う時だけは缶ハイボールを飲むことにしている。
大船から津田沼までの乗車時間は1時間20分で、
鰺の押寿しを喰いながら缶ハイボールを飲み干し、
一眠りするにはちょうど良い時間である。
ほどよい眠りの後、津田沼で下車して緩行線に乗り換えて帰る。