4.特急「リバティ」と東武日光の昼食
特急「リバティ」は東武鉄道が26年ぶりに投入した新型特急であり、
形式名500系の愛称であり、2017年4月1日に運行を開始した。
基本編成3両で2本を連結して6両での使用も可能である。
新型車両だけあって車内の居住性も良く、約2時間快適な旅が出来た。
特急「リバティけごん11号」3両編成は特急「リバティ会津111号」3両編成と連結して、
6両編成で09:00に浅草駅を静かに出発した。
大きなカーブとともに隅田川をゆっくり渡り、スカイツリーの麓まで行く。
空は暗雲に包まれており、今にも雨が降り出しそうである。
とうきょうスカイツリーの次は北千住に停車、
そこから春日部、栃木、新鹿沼と停車し10:42に下今市に停車する。
下今市で日光線と鬼怒川線に分かれて運行される。
先頭の3両は「リバティ会津」として会津田島まで運行される。
残された後ろの3両が「リバティけごん」として東武日光に向かう。
5分の停車時間で2つの車両を分割し、ポイントを切り替える。
連結器が連結したまま貫通路の幌を自動で格納、仕切り扉が左右別に閉じる。
貫通扉が完全に閉まると特急「リバティ会津」の出発が告げられ、
連結器を自動開放して会津田島に向けて発車していく。
残り3両で東武日光線の終点東武日光に7分の最後の旅に出る。
10:54に東武日光に到着、ホームに少し残って車両取材する。
ここまで乗ってきた500系特急「リバティ」や隣の100系スペーシアを撮影していると、
普通車用の2番線ホームに会津鉄道の気動車が2両編成でやってきた。
東武日光は終着駅なので頭端式が採用され、全てのホームに平行移動できる。
3面5線構造になっているが、3番線が欠番になっているため、
1番線、2番線はホーム長が4両分しかなく、普通列車が使用する。
4番線から6番線はホーム長を確保するために、
駅舎の脇に線路を延ばすことで6両分を何とか確保しており、特急はこちらに停車する。
そのため普通車と特急用の間には中庭が設置されている。
十分に車両取材してから改札を出る。
東武日光で昼食を喰ってから普通列車で下今市に向かうが、
乗り換え時間は1時間36分あり、十分に時間が取ってある。
そこで駅前を散策して目に付いた「かまや~カフェ・デュ・レヴァベール」に入店する。
Y氏は名物だという数量限定のNIKKO丼、自分はかまや特製ハンバーグセットを喰う。
食後に少し駅舎で休んでから再び改札を入場する。