林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

林檎乃麗の「とほほ・・・。」な日常を綴っています。 

九州完全制覇の旅10.

2019-10-07 | 鉄道・旅行
  10.改装中の折尾駅と若松駅の攻防-保存SLの取材
 
JR博多駅の改札口に行って旅名人の九州満喫きっぷの2回(人)のところに、
「博多駅 5.19 九 ありがとうございます」と検印してもらい、
8番線ホームに上がって空く。
 
博多駅在来線ホームは1番線から7番線が鹿児島本線、
8番線は博多始発の福北ゆたか線専用となっている。
一部の福北ゆたか線は7番線も使用する。
既に813系電車は入線しており、満員に近い乗車率だった。
 
福北ゆたか線は鹿児島本線黒崎から博多までを筑豊本線、篠栗線経由で結ぶ、
運転系統の愛称で正式な路線名ではないが一般的にはこちらが用いられている。
2001年10月6日に筑豊本線折尾から桂川、篠栗線全線の電化に合わせ、
全区間を交流電車での運行が可能になったため、新しく制定された。
 
1時間24分で折尾駅に到着する。
以前、折尾駅に来た時には瀟洒な木造駅舎が建っていたが、
現在は取り壊され、新たな駅舎が工事中である。
 
 
福北ゆたか線から黒崎方面に行く線路と鹿児島本線直通とは線路が離れており、
電車を降りると一端鷹見口の改札を出て東口から再入場する必要がある。
鷹見口に接する相対式2面2線は地上ホームだが、
3番線から7番線は2019年3月16日より高架ホームになっている。
6番線、7番線ホームはBEC819系が止まっており、
若松線と福北ゆたか線の直通および若松線折り返し列車が使用する。
これに乗って終点の若松駅まで行く。
 
 
BEC819系は交流蓄電池車で、経年の国鉄気動車置き換えを目的に開発された。
交流架線からパンタグラフを通じてPWMコンバータで一端直流に変換し、
直流から交流に変換するVVVFインバータで駆動する。
また床下に直流蓄電池を搭載し、交流区間で停車中に充電する仕組みになっている。
非電化区間は床下の蓄電池からの直流電気を使用して走行する。
若松駅での乗り換え時間は8分で、駅舎取材をして帰ろうと思ったが、
駅の隣の久岐の浜広場にSL9600型19633号が静態保存されているのを見かける。
しかしもう乗ってきた列車の折り返し時間が迫っている。
断念するか、次の列車まで若松にとどまるか迷った。
予定していた10:18の次の列車は10:57で39分後には乗り込むことが出来る。
そこで10:57に乗ることにして保存SLの取材を強行、
慌てて若松駅に戻るとまだ折り返し列車がホームにいたので、
これに発車寸前に乗り込んでなんとか予定通りで直方に向かう。
コメント
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