7.大船軒の鰺の押寿しと角ハイボール-旅の終わり
大船駅は東海道本線と横須賀線が接続する駅である。
東海道本線で東京まで行き、ここで総武快速線に乗り換えてもいいのだが、
横須賀線は総武快速線と直通しているので、大船でも乗り換えられる。
ここからグリーン車で津田沼まで行くことにした。
この時に何時も買っているのが、大船軒の鰺の押寿しである。
「大船軒・アトレ大船店」で鰺の押寿し・中鰺・八貫入で980円。
更にNewDaysで角ハイボール7%350ml、212円を購入してホームに降り、
Suicaにグリーン券情報を購入する。
これを乗り込んだグリーン車の天井にある、
Suicaデザインのパネルにタッチすると、
車両にグリーン券購入情報が反映されるのである。
ライトが赤からグリーンに変われば、
Suicaグリーン券を購入していることが一目で分かる。
ここが赤のまま座っていると、
アテンダントが来た時にグリーン券を購入しなければならず、
乗車前より割高の料金設定になっている。
横須賀線・総武快速線用のE217系のグリーン車は2階建てである。
しかし台車のある部分は2階建てにする余裕がなく、
車端部は1階建てになっている。
当然2階建ての部分より天井が高く開放感がある。
個人的にはこの車端部が好きである。
今回も進行方向左側の窓際に席を取る。
余談だが、進行方向左側の方が、
新川崎駅で隣接する新鶴見信号場に留置されている機関車を愉しむことが出来る。
グリーン車で鰺を押寿しを喰い、角ハイボールを嗜む。
鰺の押寿しを喰い終わる頃には疲労と角ハイボールの酔いが相俟って、
心地よい眠りに誘われる。
目が覚めた頃には東京駅を過ぎ、既に総武快速線のエリアに入っていた。
錦糸町の手前で再び地上に出て津田沼まで行き、
ここで総武緩行線に乗り換えて帰宅する。