9.キハ110系の観光列車「おいこっと」
観光列車「おいこっと」は車内アナウンスでも紹介されていたが、
東京とは真逆の田園風景を走る観光列車と云うことで、
東京のローマ字表記“TOKYO”を逆にして、
“OYKOT”「おいこっと」とした。
車内のデザインコンセプトも、
子供の頃に行ったおばあちゃんちをイメージしており、
和風の落ち着いたものとなっている。
種車のキハ110系のアコモを一部残していて、
2人掛けはこんな感じ。
4人掛けはこんな感じ。
しかもロングシート部分も残っていて、
そこも指定席に改造されている。
テーブルも着いているが、これで指定席券を払うのはどうかな・・・と思う。
天井には山手線にも着いているモニターがあり、
沿線情報などが放映されている。
基本的には2両編成だが、利用状況によっては1両でも運用される。
種車はキハ110形300番台で両運転台であり、
1両での運用も可能になっている。
そのため連結部には貫通扉が格納されている。
そこには単行時のためのヘッドマークも確認できる。
種車が通勤需要にも対応する一般車のため、
普通の網棚もそのまま残っている。
勿論、荷物の多い旅行客にとってはその方が有り難い。