「上を向いて歩こう」を歌った坂本九さんが亡くなったのが、
1985年8月12日の日本航空123便の墜落事故である。
事故現場の近くの山の名前を取って、“御巣鷹山”の墜落事故と云われている。
パソコンを始めて最初に仲間になった人たちに誘われて、
「帰去来」というメーリングリストに参加した。
今から10年以上前のことだ。
その仲間の一人にRikoさんという人がいた。
彼女は結婚直前にあの飛行機事故で父親を亡くしている。
彼女のホームページには事故当時のことが書かれていて、
結婚式直前まで御巣鷹山で父親の発見を待ったという。
その後も慰霊のために毎年御巣鷹山に登っている。
しかし真夏のこの時期に慰霊のために登るため、
彼女の子供たちもそれに付き合わされることになった。
友達が海だ、プールだと夏の楽しい思い出を作っている時に、
会ったこともないおじいちゃんのために過酷な登山を強いられているのだ。
事故に関係ない多くの人たちにとって、
あの事故は「そういえばそんな事故もあったね」程度のことなのだろうが、
遺族や事故から奇跡的に生還した人たちにとっては、
今も悲劇は続いているのである。
彼女のホームページを訪れる度にそのことを再認識させられる。
他人が軽々しく語ることの出来ない、当事者だけが抱えたもの。
そのことはつたない言葉では伝えきれない。
だからその代わりに彼女のホームページを紹介しておく。
秋桜花
http://homepage2.nifty.com/cosmos99/index.htm
テレビのニュースで慰霊に訪れる遺族の映像の中に彼女の姿を見つける度に、
彼女の背負っているものを目の当たりにさせられるような気になる。
非力ながら、強く生きるRikoさんにエールを送りたい。
そしてまた、あの夏がやってくる。
上を向いて歩こう、涙がこぼれないように…。
1985年8月12日の日本航空123便の墜落事故である。
事故現場の近くの山の名前を取って、“御巣鷹山”の墜落事故と云われている。
パソコンを始めて最初に仲間になった人たちに誘われて、
「帰去来」というメーリングリストに参加した。
今から10年以上前のことだ。
その仲間の一人にRikoさんという人がいた。
彼女は結婚直前にあの飛行機事故で父親を亡くしている。
彼女のホームページには事故当時のことが書かれていて、
結婚式直前まで御巣鷹山で父親の発見を待ったという。
その後も慰霊のために毎年御巣鷹山に登っている。
しかし真夏のこの時期に慰霊のために登るため、
彼女の子供たちもそれに付き合わされることになった。
友達が海だ、プールだと夏の楽しい思い出を作っている時に、
会ったこともないおじいちゃんのために過酷な登山を強いられているのだ。
事故に関係ない多くの人たちにとって、
あの事故は「そういえばそんな事故もあったね」程度のことなのだろうが、
遺族や事故から奇跡的に生還した人たちにとっては、
今も悲劇は続いているのである。
彼女のホームページを訪れる度にそのことを再認識させられる。
他人が軽々しく語ることの出来ない、当事者だけが抱えたもの。
そのことはつたない言葉では伝えきれない。
だからその代わりに彼女のホームページを紹介しておく。
秋桜花
http://homepage2.nifty.com/cosmos99/index.htm
テレビのニュースで慰霊に訪れる遺族の映像の中に彼女の姿を見つける度に、
彼女の背負っているものを目の当たりにさせられるような気になる。
非力ながら、強く生きるRikoさんにエールを送りたい。
そしてまた、あの夏がやってくる。
上を向いて歩こう、涙がこぼれないように…。
どうしても新しい事件や事故が起こると、
前のニュースは忘れられていきますが、
当事者にとっては忘れたくても忘れることの出来ないものだと思います。
そのことを「秋桜花」は語りかけています。
実際はもっとホームページにも書けないほどの状況だったそうです。
おっしゃるとおり、事件を風化させてはいけませんね。
次の事故を防ぐためにも、あの事故は語り継いでいくべきだと思います。
あの事故を風化させてはいけないと思います。
我々がちゃんと語り継いでいかなければいけないのです。
上を向いても、涙がこぼれます・・・