「Station-駅から始まる物語」を第1446回更新しました。
1718.JR白新線豊栄駅を公開いたしました。
「電車」を第651回更新しました。
大手私鉄の東武鉄道「70000系」及び「70090系」を加筆しました。
大手私鉄の東武鉄道に「70000系日比谷線直通」の画像を添付いたしました。
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1718.JR白新線豊栄駅を公開いたしました。
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大手私鉄の東武鉄道「70000系」及び「70090系」を加筆しました。
大手私鉄の東武鉄道に「70000系日比谷線直通」の画像を添付いたしました。
「REI RINGONO status」を第193回更新しました。
「飲食店ブログ記事」の「千葉県」に海浜幕張「よ志乃・プレナ幕張店」を新規公開いたしました。
http://status.garyoutensei.com/
「Station-駅から始まる物語」を第1445回更新しました。
1717.JR越後線吉田駅を公開いたしました。
「駅名標コレクション」を第350回更新しました。
「お」に伊豆箱根鉄道駿豆線大仁駅を新規公開いたしました。
13.快速「しれとこ」-蝦夷鹿と丹頂鶴の釧網線
昨日は11:00p.m.過ぎに寝てしまったせいか、今朝は5:00a.m.には目が覚める。
朝一番に大浴場「旅人の湯」が開くと同時に一番風呂に入る。
勿論、ほかには誰もいなかった。
11月14日金曜日は網走から二つのローカル線を乗り継いで根室まで行く。
今回の旅で唯一全く特急に乗らない一日である。
北海道は完全に札幌がターミナルになっていて、
「スーパー白鳥」を除く全ての特急が札幌から発着している。
今回の旅のように北海道を一周しよいとすると、特急の走っていない区間を通らなければならい。
ローカル列車の旅は大変だが、逆に旅を満喫できる区間でもある。
風呂から出て部屋で荷物の整理などしながらクールダウンし、
6:45a.m.を待って2階の食堂に行き、無料朝食を喰う。
バイキング形式でオムレツ、ハム、鶏の竜田揚げ、イカリング、梅干し、
沢庵、焼鯖、肉団子カレー、ご飯、味噌汁、海苔、コーヒーなど。
ご飯と味噌汁はおかわりする。
食後のコーヒーがこの旅の4杯目のコーヒーとなる。
朝から満腹で満足だった。
部屋に戻ってから歯を磨き、出発しようと何気なく窓の外を見たらDMVが見えた。
慌てて写真を撮ろうとしたが突然だったのでピントが合わせられなかった。
それでも初めてDMVの実車を見た。
“DMV”は“デュアル・モード・ビーグル”の略で、線路の上を走れるバスの事である。
鉄道車両として線路上を走行し、線路のない部分では通常の道路を走る事も出来る。
JR北海道が開発し、走行実験を行っているもので、
釧網本線で実験走行や臨時の団体客を対象に旅客営業の試験を行っているのは知っていたが、
まさか偶然にも実車を目撃できるとは思っていなかった。
今回の旅の一つのサプライズである。
興奮冷めやらぬ中をホテルルートイン網走駅前を9:30a.m.頃チェックアウトする。
シングル朝食付きで\5,300である。
駅まで行って待合室で快速「しれとこ」の改札を待つ。
待っている間に会社の上司から昨日のうちに何度も電話があったのに気付く。
携帯の事など全く気にせずに旅をしていた。
慌てて電話をしたら、今週末に飲み会があるのだけれど、出席するかの確認だった。
リフレッシュ休暇中に電話をかけてくるくらいだから、
何か重大な出来事かと思い、場合によっては緊急で帰る事も覚悟したのだが、
あまりにくだらない要件で怒る気にもなれなかった。
改札が開いて始発の快速「しれとこ」に乗車する。
キハ54形500番台を使用した国鉄末期の気動車で、
国鉄自体の車両でありながら廃車になった急行や特急のアコモを流用しているため、
車内の居心地は悪くない。
10:01に網走を出発し、3時間18分をかけて釧路を目指す。
途中、知床斜里に5分、清里町に8分、標茶に9分停車し、
知床斜里は時間がなかったため駅名表示板しか取材できなかったが、
清里町と標津では駅取材をする。
ちなみに「標津」は「しべつ」と読む。
アイヌ語が語源のため、漢字は当て字である。
茅沼駅では丹頂鶴の姿を見る事が出来た。
この駅はかつて有人駅時代に駅員が餌付けをしたために丹頂鶴の訪れる駅として有名になり、
無人化された今でも地元の有志が引き継いで餌付けを続けているため、
多くの丹頂鶴の姿を見かける事が出来た。
線路の直ぐ近くにいる丹頂鶴もいて、車内からも歓声が上がっていた。
また釧路湿原の林の中には蝦夷鹿の姿も見かけた。
予定では釧路まで行って34分の待ち合わせで上り列車に乗る事になっていたが、
取材済みの釧路に滞在しても意味がないと思い、
ひとつ前の東釧路駅で急遽下車する事にする。
ここは釧網線と根室本線(花咲線)の分岐駅であるが、実際の運行上は両線とも釧路まで行く。
東釧路は無人駅で、近くのco-opで六花亭のマルセイバターサンド4個を購入し、
駅の待合室で喰って飢えを凌ぐ。
ここで上りの釧網本線に乗って釧路湿原に行く。
釧路湿原駅は無人駅だが、バンガロー風の瀟洒な駅舎があり、
今回の旅でも直前になって急遽予定に組み込んだ駅である。
21分の取材時間で折り返しの列車に乗って釧路駅に行く。
釧網本線の長い旅はこれで終わりである。
2008/12/06 16:23
画像:JR清里町に停車中の快速「しれとこ」キハ54形525号車 撮影時刻 2008/11/14 11:06:49
初出:++RAIL/れいの日記 2008年12月18日19:05
※転載:鉄道系SNS「++RAIL」/個人日記「れいの日記」
12.室蘭のカレーラーメンと3つの特急
東室蘭で寝台特急「北斗星」を下車して、それを見送り、
まずはこの駅の駅舎取材をする。
改札を出る時に乗車券と特急券・寝台券に“無効”の判子を押して貰う。
こうすることによって切符を記念に貰うことが出来る。
駅舎取材をしてから再び改札を潜って室蘭本線に乗り込む。
ここからはキハ40形2両編成の気動車に乗車する。
終点一つ前の母恋で下車する。
“母恋”という地名は、漢字で見ると“マザコン”の住人が多いところのような気がするが、
これは当て字でアイヌ語で「ホッキ貝が多いところ」という意味だそうである。
この駅で下車したのはこの駅で販売されている駅弁「母恋めし」の購入のためである。
母恋めしは駅弁通の中でも特に有名な駅弁である。
ホッキ貝の炊き込みご飯で作ったおにぎりや燻製玉子などが、小分けされている。
また販売箇所が限られていることと、
手作りのために販売数が限られていることもあって、幻の駅弁ともいえる。
今回はこの駅弁を購入するために無人駅で下車したのである。
しかし待合室に出て呆然とした。
駅弁販売所が「本日休業日」だったのである。
51分の乗り換え時間で終点の室蘭まで行く。
室蘭本線の終点で、ここで駅取材したあとに旧室蘭駅の駅舎を取材する。
旧駅舎は現駅舎より少し海寄りのところにあり、
保存されていて室蘭観光協会として利用されている。
立て看板には以下のように書かれている。
旧室蘭駅舎公園
~明治の面影を残す終着駅のメモリアル~
幌内炭坑の石炭の積出し港となった室蘭港と室蘭の発展を支えてきた大動脈が
室蘭~岩見沢缶に布設された鉄道路線・室蘭本線であり、
その栄枯盛衰の一部始終見守り続けながら現室蘭駅が開業100周年の記念すべき年に、
幾多の思い出を刻みながら大役を無事終え、
平成9年10月1日のダイヤ改正をもって新室蘭駅に世代交代し、
その歴史の幕を閉じることとなった。
明治30年(1897)輪西~室蘭間の鉄道完成により、
現長崎屋中央店向かい付近に当時建設され一度他に移転後、
明治45年(1912)現在地に新築された。
昭和54年長年の風雪で痛んだ駅舎を改修したが、
札幌の時計台と同じ寄せ棟造りで明治建築の面影を残す
屋根や白壁づくりの外観を保存した全国でも珍しい建物である。
平成11年(1999)8月13日国の登録有形文化財として正式に登録された事により
これまで室蘭駅が果たしてきた役割を後世に伝えるため
歴史的建造物・室蘭駅を保存するとともに旧室蘭駅周辺を整備する事となった。
室蘭駅
駅舎の外観を取材後に中に入って旧駅舎で使われていた品物などを見学する。
中は観光協会として室蘭の特産品のポスターが貼ってあったが、
その中で“室蘭カレーラーメン”のポスターが気になった。
さらにビデオも流されていて、室蘭は札幌の「みそ」、旭川の「しょうゆ」、函館の「しお」に次いで、
北海道第四の味として街ぐるみで“カレーラーメン”を押しているそうである。
観光協会の窓口で、一番近いカレーラーメンの店を訪ね、
「味の大王 室蘭本店」を教えて貰う。
渡された地図を頼りに店に着いた時には、11:40a.m.を過ぎていた。
12:12の特急「すずらん5号」に乗らなければならない。
そのため慌てて喰う事になったが、それでもカレーラーメン\700は美味かった。
縮れた麺に濃厚なカレーのつゆが絡みつく。
冬が近いこの季節でも汗だくになり、何とかラーメンを喰い終わって慌てて室蘭駅に行く。
改札を潜ると既に特急「すずらん5号」に充当された785系が停車していた。
かつては国鉄特急形の781系電車が充当されたが、
札幌-旭川間の特急「スーパーホワイトアロー」が「スーパーカムイ」に変更され、
789系1000番台が新造されて投入されたため、
余剰の785系が「すずらん」に投入されたのである。
まだまだ非電化区間が多い北海道で、特急電車が使用されるのは、
札幌-旭川間の「スーパーカムイ」、札幌-室蘭間の「すずらん」、
そして函館から津軽海峡を渡って八戸まで行く「スーパー白鳥」のみである。
その中で781系がまだ残っていたのは「すずらん」だったが、
789系1000番台の新造投入のために781系が淘汰された。
1時間40分で札幌に到着し、ここで8分の乗り換え時間の中で「スーパーカムイ27号」に乗り換える。
乗り換えの時にちょうど「トワイライトエクスプレス」が隣のホームに停車していた。
今回の旅で乗りたいと切望しながら、結局叶わなかったあこがれの寝台特急である。
14:00札幌発の「スーパーカムイ27号」で1時間20分で旭川に行く。
ここで1時間21分の乗り換え時間でゆっくりと車両取材する。
売店で駅弁「蝦夷わっぱ・ミックス」\1,000を購入し、
16:41旭川に到着する「オホーツク5号」に乗り込んで終点の網走まで行く。
この列車も札幌始発だが、
ここで車両取材するために敢えて1本早い「スーパーカムイ27号」で旭川に行ったのだ。
785系「すずらん」と789系1000番台「スーパーカムイ」はグリーン車が連結されておらず、
指定席の「uシート」が連結されているのみだったが、
運転距離の長い「オホーツク」にはグリーン車が連結されていて、
今回の「北海道フリーパス」はグリーン車用なので、ここでこの旅で初めてグリーン車に乗る。
グリーン車ではアテンダントが使い捨てのおしぼりとドリンクサービスがある。
ホットコーヒーをチョイスする。
考えてみれば今日3杯目のコーヒーである。
遠軽でスイッチバックして3時間56分かけて網走を目指す。
途中、列車が急ブレーキをかけたことがあった。
車掌の車内放送で「鹿が線路内に立ち入ったため」と説明した。
予定では20:37に網走に到着する事になっていたが、この急ブレーキで4分遅れになってしまった。
網走駅に来るのは2度目である。
ホテルにチェックインする前にLAWSON網走駅前店でつまみやビールなど購入し、
ホテルルートイン網走駅前にチェックインする。
このホテルには大浴場が付いているため、早速大浴場に行って長旅の疲れを癒し、
風呂から出てから部屋に戻ってビールを飲み、11:00p.m.過ぎには寝てしまう。
2008/11/30 22:29
画像:観光案内所を兼ねている室蘭駅旧駅舎 撮影時刻 2008/11/13 11:23:18
初出:++RAIL/れいの日記 2008年12月17日20:58
※転載:鉄道系SNS「++RAIL」/個人日記「れいの日記」
11.食堂車「グランシャリオ」の夜と朝-フォトグラファーとしての大失態
寝台特急「北斗星」にはグランシャリオという食堂車が連結されている。
現在運行されている特急列車のうち、
食堂車が連結されているのは「北斗星」の“グランシャリオ”のほか、
「カシオペア」の“ダイニングカー”、
「トワイライトエクスプレス」の“ダイナープレヤデス”のみである。
かつては新幹線にも食堂車があったが、
今では夜行列車に3本が残るのみとなってしまった。
「北斗星」の食堂車には「グランシャリオ」という愛称が付けられていて、
4人掛けのテーブルと2人掛けのテーブルが設置されている。
ディナータイムは事前に予約しなければならず、
メニューはフランス料理コース\7,500と北斗星懐石御膳\5,500があり、
今回は北斗星懐石御膳の予約券を購入しておいた。
事前に予約してあるために既に席も決まっていて、
席に着いてからドリンクメニューを渡される。
せっかく北海道に行くのだから“クラシック”をオーダーした。
“クラシック”は北海道限定のビールである。
食事のメニューが用意されていて、それには両方の料理が書かれている。
北斗星懐石御膳
【焼八寸】
銀だら粕漬焼、さより抹茶巻、バイ貝旨煮、
はじかみ生姜、手毬サーモン
【煮物】
里芋、博多高野、有頭海老、
こんにゃく、ふき、絹さや、季節人参
【酢の物】
鮭とかれいの市松昆布巻
ずわい蟹、胡瓜、レモン
【刺身】
サーモン、海老、小鯛、あしらい
【揚物】
白身魚、牛蒡つみれ、蟹あん、青唐
【季節の炊き込みご飯】
【お吸い物】
【季節の和菓子】
料理は確かに美味く、上品な味だが、
もし走る列車の中でなければたぶん\2,000くらいしか出せないと個人的には思う。
それでも走る列車の中で温かいお吸い物を飲めるのは、特別である。
フランス料理は一皿ずつ出されるが、
懐石料理はいっぺんに出されるために先に喰い終わってしまう。
本当は料理の写真を撮ろうと思ったが、
車内放送を聞いて慌てて部屋を出たため、カメラを持ち込むのを忘れてしまった。
これは大失態である。
勿論、普通の旅行者としてはたいしたことではないのだが、
この先食堂車で食事をする機会があるのかどうか分からないと考えれば、
フォトグラファー林檎乃麗としては大失態と云って良い。
満腹になって部屋に戻り、
しばらくするとパブタイムが始まった。
食堂車「グランシャリオ」は予約制のディナータイムが終わると、
11:00p.m.までパブタイムとなる。
これは予約を必要としない。
しかもビーフシチューセットやハンバーグセット等の食事メニューもある。
ディナーを予約せず、パブタイムに夕食を取ることも多いという。
混雑すると思って車内放送が始まって直ぐに云ったが、席はまだ空いていた。
ここで北海道のソーセージ盛り合わせ\800とクラシック\600をオーダーする。
今回はコンパクトデジカメを持ち込んだ。
ソーセージはちゃんと火が通っていて、価格は多少高いが満足だった。
部屋に戻ってシャワーを浴びてからソファベットで寝る。
“ロイヤル”には個室にシャワー設備が付いている。
トイレや洗面設備と一体型のシャワー室である。
時間は10分だが、タイマーはシャワー室から出てリセットすればまた使える。
室内でシャワーを浴びられるのは、SAクラスならではの特権だ。
翌朝は5:45a.m.に起床し、再びシャワーを浴びて函館駅に到着するのを待つ。
6:00a.m.にモーニングサービスをお願いしていたので、
シャワーを浴びてから届けられたコーヒーで一息つく。
これもSAクラスならではの特権である。
ここで青函トンネル専用のED79型電気機関車から、
北海道用のディーゼル機関車の重連に付け替えが行われる。
この函館駅停車の8分の間にED79型電気機関車の取材をする。
この先は非電化区間もあるため、ディーゼル機関車が重連で使用される。
寝台列車専用のブルーに塗色されたDD51型ディーゼル機関車だ。
函館を出てから車内販売が始まる。
函館駅で積み込まれた駅弁が車内販売されるのである。
予定では食堂車のモーニングタイムに朝食を取るつもりでいたが、
車販で駅弁を購入して朝食とすることにした。
食い終えてから食堂車「グランシャリオ」に行ってコーヒーだけをオーダーする。
この旅2杯目のコーヒーである。
車窓を見ながら朝の北海道の景色を楽しむ。
やがて列車は長万部を出て室蘭本線に入る。
09:32に寝台列車「北斗星」は定刻通り、東室蘭駅に到着する。
のんびりしていたら「まもなく東室蘭です」と車内放送が入り、慌てて支度をして下車した。
昨日夕方に出掛けた時にはコートは少し暑いなと思ったが、
東室蘭で降りた時には空気が冷たく、コートを着てきて良かったと思った。
2008/11/27 22:45
画像:食堂車「グランシャリオ」の車内 撮影時刻 2008/11/12 21:33:19
初出:++RAIL/れいの日記 2008年12月16日19:07
※転載:鉄道系SNS「++RAIL」/個人日記「れいの日記」
「REI RINGONO status」を第192回更新しました。
「ブログバックアップ」に「林檎乃『とほほ・・・。』ブログ2021」を公開いたしました。
http://status.garyoutensei.com/
「Station-駅から始まる物語」を第1444回更新しました。
1716.JR信越本線柏崎駅を公開いたしました。
「駅名標コレクション」を第349回更新しました。
「み」に伊豆箱根鉄道駿豆線三島駅を新規公開いたしました。
http://signboard.gionsyouja.com/
「旅の徒然に」を第623回更新しました。
「駅弁コレクション」の「空弁」に「東京焼肉巻き」の1データを公開いたしました。
「Station-駅から始まる物語」を第1443回更新しました。
1715.北陸鉄道鶴来駅を公開いたしました。
「気動車」を第883回更新しました。
JR一般形にキハE111-202の画像を添付いたしました。
「Station-駅から始まる物語」を第1442回更新しました。
1714.JR城端線新高岡駅を公開いたしました。
「気動車」を第882回更新しました。
JR一般形にキハE120-8の画像を添付いたしました。
10.A列車で行こう-寝台特急「北斗星」の旅
ついに北海道一周の旅の当日になった。
何時もは朝早く出るために朦朧としたまま出掛けることも多いのだが、
今回は行きも寝台列車の旅なので朝もゆっくり寝ていることが出来る。
夕方まで家でゆっくりして、予定通り、16:42幕張発の電車に乗り込む。
予定では津田沼で快速に乗り換えて東京まで行くことにしていたのだが、
津田沼駅で下車すると隣に始発電車が停車していたので、
急遽それに乗って秋葉原まで行くことにした。
しかし亀戸まで行った時、前の列車が錦糸町駅でドア故障となり、
そのためしばらく亀戸駅に停車していた。
結局、前の電車は一端乗客を降ろして回送され、漸く運転再開となった。
錦糸町駅で降ろされた前の電車の乗客が乗り込んできたので、
さらに錦糸町での発車や秋葉原での下車に時間がかかってしまった。
しかし今回の予定では上野駅で1時間の乗り換え時間を設定していたため、
この遅れはほとんど影響はない。
秋葉原で京浜東北線に乗り換えて上野まで行く。
平日だったが、まだ帰宅の時間には少し早いため、それほどの混雑ではなかった。
6:00p.m.前に上野駅に到着し、“五つ星広場”でゆったりと列車の入線を待つ。
上野駅下のホームの13番線は、寝台列車の発着ホームであるが、
それ以外は宇都宮線(東北本線)、高崎線、上越線の始発ホームとして使用されている。
北斗星、カシオペア利用者専用の待合ブース“五つ星広場”で、
停車位置に並ぶ人々や発車寸前の電車に駆け込む人々を眺め、
缶のコーンクリームスープを飲みながら平日に旅に出る幸せを噛み締めていた。
6:50p.m.頃になって「北斗星」が推進回送されてくる。
推進回送とは機関車が客車を牽引するのでははなく、
客車を機関車が後ろから押す形で回送運転されることである。
東京駅の発着では機回り回送できるが、
上野駅の13番線ホームは行き止まりになっているために機関車を切り離しての回送が出来ない。
そこでバックで運転する形で尾久の車両基地から回送されてくる。
勿論、機関士には前が全く見えないため、
通常の運転での最後尾になる客車の連結部の扉を開けて推進運転士と呼ばれるもう一人の運転士が、
前方の信号や安全確認をして無線で機関車の運転士に指示を出しながら回送される。
この推進回送も上野駅での寝台列車の名物の一つである。
出発までの約10分、車両取材をしてから10号車に乗り込む。
今回の牽引機関車はカシオペア色のEF81型99号機だった。
交直流型のEF81型電気機関車は原則として電化区間ならどこでも走ることが出来る。
東北本線は上野から黒磯までは直流電化されているが、
そこから先は交流50KHzになっているため、走行しながら交直流の切り替えが出来る機関車が使用される。
ここから青森信号所までこのEF81型電気機関車で牽引される。
青森信号所で青函トンネル専用のED79型電気機関車に付け替えが行われる。
海底トンネル内は塩分濃度が極めて高いため、塩害対策を施された専用機が使用される。
11月12日水曜日、19:03、定刻通り寝台特急「北斗星」は東北本線の長い旅に出た。
今回は念願の「北斗星」SA1、“ロイヤル”の旅である。
個室の広さも“シングルデラックス”とは比べものにならない。
ベットにもなるソファがあり、それとは別に一人掛けの重厚な椅子と小さなテーブルが着いている。
壁には液晶テレビが設置されており、食堂車と直通の車内電話がある。
パブタイムに飲み物やつまみを部屋に運んで貰うことも出来るのが、この個室の特権である。
列車が走り出してまもなく、ドアがノックされ、ウエルカムドリンクが運ばれてきた。
白ワインハーフボトル「2007 Muller-Thurgau」、
ウイスキーミニボトル「The Blend of Nikka Whisky」、
伊右衛門250ml缶、
ボルビック小ボトル、
それにウイスキー用のアイスセットなどがトレーに載せられてきた。
これもSA1の特権である。
そのあと車掌が検札に来たのだけれど、切符が見つからなくなってしまった。
いろいろと探すが見つからない。
車掌も「あとでまた来ますよ」と云ってくれ、部屋のカードキーだけ置いていってくれた。
車掌が出て行ってから自分の着ている服の胸ポケットに入っていることに気付いた。
まるでコントみたいな話だが、ついついやっちゃってしまった。
大宮で乗客が乗り込んできた時に再び来て検札して貰う。
そして食堂車「グランシャリオ」からディナータイムの用意が出来ましたと車内放送があった。
この旅の一つのメインイベントであり、楽しみにしていたディナーに行く。
しかしこの時に大きな失態をしてしまった。
2008/12/13 11:43
画像:寝台特急「北斗星」の牽引機関車カシオペア色EF81型99号機 撮影時刻 2008/11/12 18:53:25
初出:++RAIL/れいの日記 2008年12月16日12:27
※転載:鉄道系SNS「++RAIL」/個人日記「れいの日記」
9.第9の旅行計画-北海道一周の旅最終決定案
最終決定案が策定されれてから1ヶ月、
実際に旅行が決行されるまでの間にネットでいろいろと調べ、
さらに細かな計画を付け加えていった。
実際に有名な駅弁を調べたり飲食店などを調べたりした。
そして札幌市電の取材も決定したため、
自分の路面電車に関するホームページ「ライトレールの時代」で、
未取材の電停と全車両の一覧表も予定表に書き加えた。
また14日金曜日の釧路での待ち時間の間に、
釧網本線を往復して釧路湿原を取材する予定を直前になって加えた。
そして決定したのが以下の予定表である。
これを一太郎に貼り付けてプリントアウトして持参する。
11月12日(水)
16:42幕張-総武緩行線・上り1633B(7)-16:49津田沼[19]
17:08津田沼※-総武快速線・上り1774F(28)-18:36東京[18]
※グリーン車使用・Suicaグリーン券使用
17:54東京-京浜東北線・北行1618C(8)-18:02上野[61/1:01]
19:03上野※-寝台特急「北斗星」A個室ロイヤル(869/14:29)-
※19:45-21:05ディナー 北斗星懐石御膳 \5,500
11月13日(木)
-寝台特急「北斗星」A個室ロイヤル(869/14:29)-09:32東室蘭[25]
※6:00a.m.起床予定
※函館06:34-42(8)、ED79形取材
※6:30a.m.~食堂車「グランシャリオ」朝食1,600円
09:58東室蘭※-室蘭本線・上り4468D(10)-10:08母恋[51]
※母恋めし \890
10:59母恋-室蘭本線・上り4470D(3)-11:02室蘭[70/1:10]
※旧室蘭駅取材
12:12室蘭-特急「すすらん5号」(100/1:40)-13:52札幌[8]
14:00札幌※-特急「スーパーカムイ27号」(80/1:20)-15:20旭川[81/1:21]
16:41旭川-特急「オホーツク5号」(236/3:56)-20:37網走
※駅弁購入
※ホテルルートイン網走チェックイン
シングルルーム 6,000円
※駅弁購入 オホーツク贅沢三昧
11月14日(金)
※無料朝食
※ホテルルートイン網走チェックアウト
10:01網走※-快速「しれとこ」3727D(198/3:18)-13:19釧路[34]
※知床斜里10:41-46(5)
※清里町10:00-08(8)
※標茶12:19-28(9)
13:53釧路※-釧網本線・上り4736D(20)-14:13釧路湿原[21]
14:44釧路湿原-釧網本線・下り4733D(19)-15:03釧路[71/1:11]
※昼食(未定)
※春採そばずし\640購入
16:14釧路※-根室本線・下り5637D(160/2:40)-18:54根室
※厚岸17:03-29(25)
※根室グランドホテルチェックイン
根室名物エスカロップ付得々プランシングルプラン 9,450円
※~7:30p.m.夕食 エスカロップ
11月15日(土)
※無料朝食
※根室グランドホテルチェックアウト
09:30頃根室-タクシー移動(10)-09:40頃東根室[56]
10:36東根室-根室本線・下り5629D(4)-10:40根室[23]
11:03根室-※快速「はなさき」3630D(122/2:02)-13:05釧路[20]
※茶内12:02-06(4)
※駅弁購入
13:25釧路※-特急「スーパーおおぞら10号」(232/3:52)-17:17札幌[44]
※ホテルサンルート札幌チェックイン
シングルルームA \6,300
18:01さっぽろ-札幌地下鉄南北線・下り213-18:03大通
18:14大通-札幌地下鉄東西線・下り201-18:16バスセンター前
※「洋食とカフェ ムラナカ」
20:00バスセンター前-札幌地下鉄東西線・上り234-20:02大通
20:12大通-札幌地下鉄南北線・上り250-21:14さっぽろ
11月16日(日)
※ホテルサンルート札幌アウト
08:02札幌※-特急「スーパーとかち1号」(123/2:03)-10:05新得[7]
※駅弁購入
10:05-12新得-快速「狩勝」3430D(40)-10:52幾寅[1:05]
※映画「ほっぽや」ロケ地取材
※昼食「なんぷてい」なんぶカレー 1,050円
11:57幾寅-根室本線・下り2429D(10)-落合12:07-23[7]
12:14-15落合-根室本線・上り2432D(53)-13:08富良野[4]
13:12富良野※-富良野線・上り732D(38)-13:49-50美瑛[33]
14:23美瑛※-富良野線・上り1758D(33)-14:56旭川[136/2:16]
※16:05旭川発旭山動物園号取材
17:12旭川-特急「オホーツク6号」(93/1:33)-18:45札幌
※駅弁購入
※ホテルサンルート札幌イン
※夕食「三代目月見軒」みそラーメン 700円
11月17日(月)
※ホテルサンルート札幌チェックアウト
※朝食 札幌駅3、4、5、6番線ホーム「弁菜亭」天ぷらうどん 380円
※札幌市電 共通1DAYカード 1,000円購入
11:02さっぽろ-札幌地下鉄南北線・下り105(8)-11:10中の島[110/1:50]
※「すみれ札幌本店」味噌ラーメン
13:00中の島-札幌地下鉄南北線・上り144(8)-13:08さっぽろ
※~16:00札幌市電車両取材
行啓通 山鼻9条 東本願寺前 資生館小学校前
210形 211 212 213 214
220形 221 222
240形 241 242 243 244
246 247 248
250形 251 252 253 254 255
M100形 M101
8500形 8501 8502
8510形 8511 8512
8520形 8521 8522
3300形 3301 3302 3303 3304 3305
※おみやげ購入/宅送
17:12札幌※-寝台特急「北斗星」A寝台ツインデラックス(989/16:29)-
※駅弁購入、ビール
※函館21:41-48(7)
11月18日(火)
-寝台特急「北斗星」A寝台ツインデラックス(989/16:29)-09:41上野[21]
※駅弁購入
10:02上野-京浜東北線・南行933A(7)-10:09東京[56]
11:05東京※-総武快速線・下り1167F(38)-11:43千葉[14]
※グリーン車使用・Suicaグリーン券使用
11:57千葉※-総武緩行線・上り1115B(9)-12:06幕張
旅行の計画が最終的に決定したのを受けて、
11月15日、16日の「ホテルサンルート札幌」をネット経由で申し込む。
会社で直前に職種変更になるなどのアクシデントがあったが、
それでも何とか正式に休暇申請を提出させて貰った。
そしていよいよ待ちに待った11月12日になる。
出発直前の天気予報では最後の方に少し雪に降られるが、
それほど悪い天気ではないようである。
2008/11/18 20:26
初出:++RAIL/れいの日記 2008年12月14日18:17
※転載:鉄道系SNS「++RAIL」/個人日記「れいの日記」
8.第8の旅行計画-北海道一周の旅最終決定原案
「旅名人の九州満喫きっぷ」を使った九州旅行の初日、
10月17日に帰りの寝台特急の寝台券を取らなけれはならなくなってしまった。
羽田を07:30に飛び立ったANA241便はほぼ予定通り09:15に福岡空港に到着した。
飛行機を降りて直ぐに博多市営地下鉄で博多駅に向かう。
ここまでは予定通りの時間で行動することかが出来た。
まずは“みどりの窓口”で「旅名人の九州満喫きっぷ」を購入する。
本来なら一緒に購入した方が手間が省けるのだが、
JR博多駅の“みどりの窓口”の混雑具合を体感するために、
先にこの切符を購入してみた。
九州最大のターミナル駅のため、
窓口の数も多いがその分利用客はもっと多い。
実際に並んでみて、だいたい3分から5分くらいで番が回ってくると分かった。
ただ、客がいろいろと注文を付けたりつまらない質問をすると時間がかかる。
その辺を見越して頃合いを見計らって窓口に並ぶ。
たぶん5分くらいなので、6分前に並んでみる。
あんまり早く窓口に到着してしまうと時間前ということで断られてしまう。
しかし1分くらいなら何とか誤魔化しながら時間稼ぎは出来るだろう。
その円のところまで計算して並んでみた。
しかし並んでいる途中で10:00a.m.の時報が鳴ってしまった。
この時間は1ヶ月先の指定席の発売時間でもあるため、博多駅では時報が放送される。
そして結局窓口にたどり着けたのは10:01a.m.になった。
早速係員に事前に書いてきた用紙を渡し、
11月17日の「北斗星」の“ロイヤル”の空席状況を見て貰った。
係員は首をひねりながらマルスを叩いていたが、「満席ですね・・・」と云った。
とほほ・・・。
何だかいやな予感がしていたのだがやはり駄目だったか。
仕方がないので第4案として準備していた札幌から前日に函館まで「スーパー北斗」で移動し、
函館で1泊してここからは別料金で「スーパー白鳥30号」で青森まで出て、
18:08青森始発の寝台特急「あけぼの」のA寝台個室シングルデラックスで上野まで帰る予定に切り替えた。
「あけぼの」のA寝台個室は“A1”で、「北斗星」の“SA1”とは一つグレードが落ちる。
それでもやはりどうしても寝台特急で帰ってきたいため、この案を用意した。
しかし用紙を差しだそうとしたところ、
係員がマルスを叩きながら「ツインデラックスなら空いていますが、どうしますか」と云った。
一瞬迷ったが、この際だから「お願いします」と云ってしまった。
“ツインデラックス”は「北斗星」のA寝台2人用個室でグレードは“A2”になる。
つまり“シングルデラックス”の2人用バージョンといえる。
個室にはシャワーやトイレなどの設備もなく、当然ウエルカムドリンクやモーニングサービスもない。
普通のA寝台となってしまう。
しかしそれでも「北斗星」であることは変わりないし、2人分のスペースを独り占めできる。
その分寝台料金、特急料金は2人分を払うことになるが、
会社からの資金援助がある今回の旅でなければこういう贅沢は出来ない。
そこでこの“ツインデラックス”を押さえることにした。
まあ、今回は「北斗星」が取れたと云えば勝利だが、“ロイヤル”が゛取れなかったと云えば敗北ともいえる。
その妥協案ということであまりスッキリはしなかったが、
それでも次回の「リフレッシュ休暇北海道一周の旅」の予定が全て決定した。
寝台券に続いて乗車券も購入する。
JR博多駅の職員は当然のことながらJR九州の社員である。
係員は“札幌→幕張”の乗車券を発行しようとして、
時刻表を見て一生懸命マルスを叩いていた。
札幌から上野までの経由は自分のノートにメモしてあったみたいだが、
上野から幕張までのルートがわからなかったらしい。
時刻表の地図と時刻のページを見ながら首をひねっていた。
そこで「総武線で幕張まで帰ります」と教えてあげた。
東北本線は東京までで、総武本線で東京から幕張まで直接行けますと教えた。
乗車券の発行が終わってから「北海道フリーパス」の5回目、6回目の特急指定券も発行して貰う。
札幌→新得「スーパーとかち1号」1号車8番A席、
旭川→札幌「オホーツク6号」3号車5番C席。
これで全ての計画が決定したことになる。
11月12日(水)
17:17幕張-総武緩行線・上り1727B(6)-17:23津田沼[15]
17:38津田沼※-総武快速線・上り1710F(28)-18:06東京[11]
※グリーン車使用・Suicaグリーン券使用
18:17東京-京浜東北線・北行1718B(7)-18:24上野[39]
19:03上野※-寝台特急「北斗星」A個室ロイヤル(869/14:29)-
※19:45-21:05ディナー 北斗星懐石御膳 \5,500
11月13日(木)
-寝台特急「北斗星」A個室ロイヤル(869/14:29)-09:32東室蘭[25]
※6:00a.m.起床予定
※函館06:34-42(8)
09:58東室蘭※-室蘭本線・上り4468D(10)-10:08母恋[51]
※母恋めし \890
10:59母恋-室蘭本線・上り4470D(3)-11:02室蘭[70/1:10]
※旧室蘭駅取材
12:12室蘭-特急「すすらん5号」(100/1:40)-13:52札幌[8]
14:00札幌※-特急「スーパーカムイ27号」(80/1:20)-15:20旭川[81/1:21]
16:41旭川-特急「オホーツク5号」(236/3:56)-20:37網走
※駅弁購入
※ホテルルートイン網走チェックイン
シングルルーム \6,000
11月14日(金)
※無料朝食
※ホテルルートイン網走チェックアウト
10:01網走※-快速「しれとこ」3727D(198/3:18)-13:19釧路[175/2:55]
※知床斜里10:41-46(5)
※清里町10:00-08(8)
※標茶12:19-28(9)
※昼食
※春採そばずし\640購入
16:14釧路※-根室本線・下り5637D(160/2:40)-18:54根室
※厚岸17:03-29(25)
※根室グランドホテルチェックイン
根室名物エスカロップ付得々プランシングルプラン \9,450
※~7:30p.m.夕食 エスカロップ
11月15日(土)
※無料朝食
※根室グランドホテルチェックアウト
09:30頃根室-タクシー移動(10)-09:40頃東根室[56]
10:36東根室-根室本線・下り5629D(4)-10:40根室[23]
11:03根室-※快速「はなさき」3630D(122/2:02)-13:05釧路[20]
※茶内12:02-06(4)
※駅弁購入
13:25釧路※-特急「スーパーおおぞら10号」(232/3:52)-17:17札幌[44]
※ホテルサンルート札幌チェックイン
シングルルームA \6,300
18:01さっぽろ-札幌地下鉄南北線・下り213(8)-18:09中の島[117/1:57]
※「すみれ札幌本店」
20:06中の島-札幌地下鉄南北線・上り250(8)-20:14さっぽろ
11月16日(日)
※ホテルサンルート札幌アウト
08:02札幌※-特急「スーパーとかち1号」(123/2:03)-10:05新得[7]
10:05-12新得-快速「狩勝」3430D(40)-10:52幾寅[1:05]
11:57幾寅-根室本線・下り2429D(10)-落合12:07-23[7]
12:14-15落合-根室本線・上り2432D(53)-13:08富良野[4]
13:12富良野※-富良野線・上り732D(38)-13:49-50美瑛[33]
14:23美瑛※-富良野線・上り1758D(33)-14:56旭川[136/2:16]
※16:05旭川発旭山動物園号取材
17:12旭川-特急「オホーツク6号」(93/1:33)-18:45札幌
※ホテルサンルート札幌イン
11月17日(月)
※ホテルサンルート札幌チェックアウト
※札幌市電 共通1DAYカード\1,000購入
※~16:30札幌市電車両取材
17:12札幌※-寝台特急「北斗星」A寝台ツインデラックス(989/16:29)-
※ディナー 北斗星懐石御膳 \5,500
※函館21:41-48(7)
11月18日(火)
-寝台特急「北斗星」A寝台ツインデラックス(989/16:29)-09:41上野
※函館21:41-48(7)
10:02上野-京浜東北線・南行933A(7)-10:09東京[56]
11:05東京※-総武快速線・下り1167F(38)-11:43千葉[14]
11:57千葉※-総武緩行線・上り1115B(9)-12:06幕張
2008/11/18 18:51
初出:++RAIL/れいの日記 2008年12月14日18:15
※転載:鉄道系SNS「++RAIL」/個人日記「れいの日記」
7.第7の旅行計画-北海道一周の旅最終案改
10月12日日曜日、休日ながら9:00a.m.前に起床し、
10:00a.m.ちょうどにJR幕張駅の“みどりの窓口”に行き、
「ご希望の列車・きっぷ」の用紙を差し出し、「お願いします」という。
そこには乗車券の蘭に大阪-東室蘭、
そしてその下の列車名を記入する蘭にご乗車日/11月12日、
列車名/トワイライトエクスプレス、
区間/大阪(12:03)~東室蘭(07:52)と書かれ、
お座席/指定席、寝台車(A、個室)に○が書かれてあった。
祈るような気持ちでマルスの端末を叩く駅員を見守っていたが、
残念ながら駅員から帰って来た返事は「満席ですね」だった。
やはり「トワイライトエクスプレス」のA寝台はプラチナチケットで、
そう容易くは購入できない。
何となく予感はしていたが、最後までこの仁義なき戦いには敗れてしまった。
ふだんならここで断念するのだが、もう日程は変更できないため、
第2案である上野-東室蘭間の「北斗星」の予定が書かれた「ご希望の列車・きっぷ」を出した。
駅員は再びマルスを叩き出し、「あ、こちらはまだありますね」と云った。
11月12日水曜日の上野発「北斗星」一人用A寝台個室“ロイヤル”の寝台券を取ることが出来た。
これで行きの計画は第2案に決定したのである。
やはり初めての“ロイヤル”の旅が現実のものになったのは嬉しかった。
乗車券が幕張→東室蘭\15,560、
特急券・A寝台券(個)上野→東室蘭・ロイヤル、個室が\20,070で、
その内訳は特\2,890、寝\17,180である。
合わせて\35,630となった。
ちょっと割高ではあるが、やはり“ロイヤル”の魅力を堪能するためには、
必要な出費であると云わざるを得ない。
今回は同時にディナータイムの予約も行った。
「北斗星号・食事予約券」(19時45分予約)懐石御膳\5,500。
パブタイムと朝食はフリーだが、ディナータイムは事前の予約が必要で、
フランス料理か懐石御膳かを選択する。
どう考えてもフランス料理というガラではなかったので、懐石御膳にした。
これでもう後には引き返せない。
いよいよ旅行は現実のものとなった。
翌日には北海道内の移動のために「北海道フリーパス(グリーン車用)」\34,500も購入する。
これは7日間有効の北海道内全区間の特急を含む全列車に乗車できるものである。
ただ、ライナー券が必要なものや寝台列車など一部制限のあるものもある。
しかも6回まではグリーン車の指定を受けることが出来る。
同時に13日の移動で使う特急の指定席も受けた。
東室蘭→札幌「すずらん5号」4号車4番D席、
札幌→旭川「スーパーカムイ27号」4号車4番D席、
旭川→網走「オホーツク5号」3号車3番C席。
「オホーツク」はグリーン車があるが後の二つの列車はもともとグリーン車が連結されていないため、
仕方がないので普通車の指定席を受けることになった。
ちょっともったいないが仕方がない。
寝台券を取得した日にはネット経由で「ホテルルートイン網走」シングルルーム\6,000と、
「根室グランドホテル」根室名物エスカロップ付得々プランシングルプラン\9,450を申し込む。
行きの案が決定したことによって、計画をさらに細かく検証し、
最終案改案を以下のように作成した。
11月12日(水)
17:17幕張-総武緩行線・上り1727B(6)-17:23津田沼[15]
17:38津田沼※-総武快速線・上り1710F(28)-18:06東京[11]
※グリーン車使用・Suicaグリーン券使用
18:17東京-京浜東北線・北行1718B(7)-18:24上野[39]
19:03上野※-寝台特急「北斗星」A個室ロイヤル(869/14:29)-
※19:45-21:05ディナー 北斗星懐石御膳 \5,500
11月13日(木)
-寝台特急「北斗星」A個室ロイヤル(869/14:29)-09:32東室蘭[25]
※6:00a.m.起床予定
※函館06:34-42(8)
09:58東室蘭※-室蘭本線・上り4468D(10)-10:08母恋[51]
※母恋めし \890
10:59母恋-室蘭本線・上り4470D(3)-11:02室蘭[70/1:10]
※旧室蘭駅取材
12:12室蘭-特急「すすらん5号」(100/1:40)-13:52札幌[8]
14:00札幌※-特急「スーパーカムイ27号」(80/1:20)-15:20旭川[81/1:21]
16:41旭川-特急「オホーツク5号」(236/3:56)-20:37網走
※駅弁購入
※ホテルルートイン網走チェックイン
シングルルーム \6,000
11月14日(金)
※無料朝食
※ホテルルートイン網走チェックアウト
10:01網走※-快速「しれとこ」3727D(198/3:18)-13:19釧路[175/2:55]
※知床斜里10:41-46(5)
※清里町10:00-08(8)
※標茶12:19-28(9)
※昼食
※春採そばずし\640購入
16:14釧路※-根室本線・下り5637D(160/2:40)-18:54根室
※厚岸17:03-29(25)
※根室グランドホテルチェックイン
根室名物エスカロップ付得々プランシングルプラン \9,450
※~7:30p.m.夕食 エスカロップ
11月15日(土)
※無料朝食
※根室グランドホテルチェックアウト
09:30頃根室-タクシー移動(10)-09:40頃東根室[56]
10:36東根室-根室本線・下り5629D(4)-10:40根室[23]
11:03根室-※快速「はなさき」3630D(122/2:02)-13:05釧路[20]
※茶内12:02-06(4)
※駅弁購入
13:25釧路※-特急「スーパーおおぞら10号」(232/3:52)-17:17札幌[44]
※ホテルサンルート札幌チェックイン
シングルルームA \6,300
18:01さっぽろ-札幌地下鉄南北線・下り213(8)-18:09中の島[117/1:57]
※「すみれ札幌本店」
20:06中の島-札幌地下鉄南北線・上り250(8)-20:14さっぽろ
第1案
11月16日(日)
※ホテルサンルート札幌チェックアウト
08:02札幌※-特急「スーパーとかち1号」(123/2:03)-10:05新得[26]
10:31新得-特急「スーパーおおぞら6号」(103/1:43)-12:14札幌[111/1:51]
※新得で駅蕎麦
14:05札幌※-寝台特急「トワイライトエクスプレス」A寝台ロイヤル(1367/22:47)-
※夕食/日本海懐石御膳\6,000
11月17日(月)
-寝台特急「トワイライトエクスプレス」A寝台ロイヤル(1367/22:47)-12:52大阪[25]
※新津04:23-40(17)
※長岡05:17-29(12)
※敦賀10:36-52(16)
13:17大阪-東海道本線・上り1168C(4)-13:21新大阪[39]
14:00新大阪-東海道新幹線「のぞみ24号」N700系(153/2:33)-16:33東京[32]
17:05東京※-総武快速線・下り1719F(40)-17:45千葉[20]
18:05千葉※-総武緩行線・上り1883B(10)-18:15幕張
第2案
11月16日(日)
※ホテルサンルート札幌チェックアウト
08:02札幌※-特急「スーパーとかち1号」(123/2:03)-10:05新得[7]
10:05-12新得-快速「狩勝」3430D(40)-10:52幾寅[1:05]
11:57幾寅-根室本線・下り2429D(49)-12:46-48新得[19]
※落合12:07-23(16)
13:19新得-特急「スーパーおおぞら8号」(115/1:55)-15:14札幌[118/1:58]
17:12札幌※-寝台特急「北斗星」A寝台ロイヤル(989/16:29)-
※ディナー 北斗星懐石御膳 \5,500
※函館21:41-48(7)
11月17日(月)
-寝台特急「北斗星」A寝台ロイヤル(989/16:29)-09:41上野[21]
10:02上野-京浜東北線・南行933A(7)-10:09東京[56]
11:05東京※-総武快速線・下り1167F(38)-11:43千葉[14]
11:57千葉※-総武緩行線・上り1115B(9)-12:06幕張
第3案
11月16日(日)
※ホテルサンルート札幌アウト
08:02札幌※-特急「スーパーとかち1号」(123/2:03)-10:05新得[7]
10:05-12新得-快速「狩勝」3430D(40)-10:52幾寅[1:05]
11:57幾寅-根室本線・下り2429D(10)-落合12:07-23[7]
12:14-15落合-根室本線・上り2432D(53)-13:08富良野[4]
13:12富良野※-富良野線・上り732D(38)-13:49-50美瑛[33]
14:23美瑛※-富良野線・上り1758D(33)-14:56旭川[136/2:16]
※16:05旭川発旭山動物園号取材
17:12旭川-特急「オホーツク6号」(93/1:33)-18:45札幌
※ホテルサンルート札幌イン
11月17日(月)
※ホテルサンルート札幌チェックアウト
※札幌市電 共通1DAYカード\1,000購入
※~16:30札幌市電車両取材
17:12札幌※-寝台特急「北斗星」A寝台ロイヤル(989/16:29)-
※ディナー 北斗星懐石御膳 \5,500
※函館21:41-48(7)
11月18日(火)
-寝台特急「北斗星」A寝台ロイヤル(989/16:29)-09:41上野
※函館21:41-48(7)
10:02上野-京浜東北線・南行933A(7)-10:09東京[56]
11:05東京※-総武快速線・下り1167F(38)-11:43千葉[14]
11:57千葉※-総武緩行線・上り1115B(9)-12:06幕張
第4案
11月16日(日)
※ホテルサンルート札幌チェックアウト
08:34札幌※-特急「スーパー北斗6号」(199/3:19)-11:53函館
※函館市電 市電1日乗車券\600
※函館市電車両取材
※スーパーホテル函館チェックイン
11月17日(月)
※スーパーホテル函館チェックアウト
※函館市電 市電1日乗車券\600
※~15:00函館市電車両取材
15:42函館※-特急「スーパー白鳥30号」(115/1:55)-17:37-43青森[25]
18:08青森※-寝台特急「あけぼの」A寝台シングルデラックス(770/12:50)-
11月18日(火)
-寝台特急「あけぼの」A寝台シングルデラックス(770/12:50)-06:58上野[23]
※新津01:13-29(16)
※高崎05:13-18(5)
07:21上野-京浜東北線・南行775A(9)-07:30東京[13]
07:43東京※-総武快速線・下り709F(40)-08:23千葉[21]
08:44千葉※-総武緩行線・上り877B(10)-08:54幕張
前回の計画では第1案、第2案で寝台特急に乗るまでの時間を、
札幌市電の取材に当てるつもりでいたが、
「北海道フリーパス」は6回まで指定席を受けることが出来る。
その権利を2回分残したまま寝台列車に乗ってしまうのはちょっともったいない気がする。
札幌市電はまた次の機会に取材することとし、
今回は5月に計画を立てた時には行く予定にしていた新得、幾寅などの取材を組み入れることにして、
その往復に残り2回分の特急指定席を当てることにした。
これで後は帰りの寝台特急の取得をするだけで、最終予定が決定する。
しかしここで大きな問題が発生していることに漸く気がついた。
今回の予定で、第3案、第4案では17日月曜日に寝台特急に乗ることにしている。
つまりそのちょうど1ヶ月前、10月17日金曜日の10:00a.m.に“みどりの窓口”に行かなければならない。
しかし、その日は九州旅行の初日なのである。
わざわざリフレッシュ休暇の旅を1ヶ月ずらして強引に入れた「旅名人の九州満喫きっぷ」を使った、
筑豊電気鉄道の取材の予定が入っていたのである。
2008/10/13 0:34
初出:++RAIL/れいの日記 2008年12月14日18:14
※転載:鉄道系SNS「++RAIL」/個人日記「れいの日記」