今まさに魂の訴え Radiohead - High and Dry 2020-10-10 22:38:44 | 音楽たちーいろいろ Radiohead - High and Dry 最近、この歌がやたらと心に響いてくるのは何故なのか、歌詞をしっかり聴いて納得した。 まさにこの悲痛な訴えをしている魂が、そこかしこに溢れているのだ。 無自覚に押さえ込んでいる場合もあれば、辺りかまわず当り散らしたり、耐えかねて散ってしまうものもある。 なんと生き難い世界なのだろう。 愛が足りない。 その前に決定的に余裕がかけている。 人としてより良く生きたいのに、それを阻害することが多すぎる。 みんなが、それぞれに心があることを忘れている。
心を飛ばしたいときに Maroon 5 - She Will Be Loved 2020-05-29 22:33:06 | 音楽たちーいろいろ Maroon 5 - She Will Be Loved (Official Music Video) 特別にマルーン5が好きなわけではないけれど、この曲だけは、たぶん私の耳と心に心地よい音域とメロディーを満たしているのだ。 理屈抜きでこの曲を思い浮かべると、心がふんわりと軽くなって、沈んでやりきれない気分を拭い去ってくれる。 この一週間ほど、ハードでヘヴィー、心身ともにくたくたになっている。 その厳しさを緩和しようと、無意識にこの曲を脳内で再生する回数が劇増しだ。 どうにか週末までこぎつけた。 ありがとう、マルーン5。 よく聞くことだけれど、音楽に助けられた一週間だった。
やさしくゆったりとしているね ジェイソン・ムラーズ I'm yours 2020-05-09 23:06:03 | 音楽たちーいろいろ Jason Mraz - I'm Yours (Official Video) 特にこの初夏の気分にぴったりな、ちょっとレゲエテイストなジェイソン・ムラーズの”I'm yours”は、このところのお気に入りの曲だ。 仕事で疲れきって干からびた心を、やさしくゆったりとほぐしてくれる。 南の島の温かな風に包まれて、ゆっくりと浜辺を散歩している気分になれる、イメージのトリップだ。 えっ?どれだけ心が痛んでいるのとお思いだろうけれど、ポンコツでヘタレな私には、なんとも切ない状況なのである。 だから、ヒーリング効果のある音楽にふらふらと吸い寄せられてたどり着く、打ち上げられたクラゲ、そして干からびつつあるのだな。 どうですか?ちょっとそんな気になるいい音楽でしょう? Jason Mraz - Lucky (feat. Colbie Caillat) [Official Video] Jason Mraz - I Won't Give Up (Official Video)
繊細な心のうちをささやく、たとえば恋に揺らぐ思い ラウヴ 2020-05-05 23:01:37 | 音楽たちーいろいろ ラウヴ - フィーリングス [オフィシャル・オーディオ] ラウヴを知るきっかけとなったのは、夕方のFM放送から曲が流れてきたこと。 勤務を終えて車を走らせているとき、パーソナリティーの青山テルマの番組だった。 彼女のお勧めアーティストとして紹介されていた。 曲は、I like me better。 私自身としては、歌詞の内容に重きを置かずに曲のみを聴くけれど、大方の人は歌詞に感情移入をするという。 ラウヴが多くの人、おそらく20歳台未満に支持されているのだとすると、恋やもどかしい自分の感情を表現しているからなのだろうか。 いいことなのだけれど、食べたり、病気に怯えなくても治療のめどが立ったり、安心して眠れる住居があったり、余剰の楽しみを得られたり、生きることに余裕を持てる幸せな国に生きている私たちは、それでも満たされない空虚さに悩まされている。 どう自分を保ったらいいのか、どう他とかかわったらいいのか、他からも自分からも下される評価に優越感と絶望に揺れ動き、心は疲弊していく。 攻撃と渇望のめまぐるしい心の変動に、もうへとへとだろう。 ラウヴだけではない、ティーンエイジャーが親しむ歌には、なかなかに絶望色の強い歌詞が多い。 確かに、今だけではなくこの年齢の人にとってその傾向はあった。 けれども、流布する媒体が多くなり、より多くの発信者が現れたにしても、ここまで辛い心の内を叫ぶものが出てこようとは驚いてしまう。 そこがラウヴは、赤裸々感を直に出すことはしなく、感情の咀嚼が丁寧だ。 曲のバリエーションも幅があり、これから彼がどう展開されて深まっていくのか、注目していこう。 Lauv - I Like Me Better [Official Audio]
蝶のごとく軽やかに舞う歌声 ガル・コスタ 2019-10-30 23:01:07 | 音楽たちーいろいろ ブラジルを代表する歌姫 ガル・コスタ、いいですね~いつ聴いても惚れ惚れします。 彼女の歌を知ったのは、かれこれ4半世紀前、それよりも少し前かもしれない。 以来、彼女の歌が、周期的に私の頭の中で流れるようになった。 特に”FON FON"がお気に入り。 彼女の素晴らしさを知ってもらいたいから、ここにたくさんのリンクを張ったけれど、仕方がない奴とお付き合いいただきたい。 この秋は、度重なる自然災害に見舞われ、心も体も何もかもダメージを受けている方が多いでしょう。 どうぞ彼女の心地よい歌声に包まれて、ひと時でも辛さを忘れ、音楽に酔うのもよいのでは。