「にじいろジーン 地球まるごと見聞録」インド洋に浮かぶ”真珠の首飾り”、モルディブ共和国。
1200個の島からなる国で、総面積は日本の佐渡島の三分の一という、小さな国。
そのうちの90の島が、リゾートアイランドになっている。
首都はマレで、年間平均気温28度の温暖な気候。
透明度は世界屈指のサンゴ礁の海が、人を惹きつけてやまない。
マレからスピードボートで20分にある島バロス・モルディブは、島の周りをサンゴ礁が取り囲むハウスリーフがある。
サンゴ礁で囲まれた海は、水深1メートルの浅瀬にもたくさんの熱帯の美しい魚たちが棲んでいる。
モルディブ固有種も多く存在するこの海は、シュノーケリングで楽しめる海の楽園。
古代よりのカタマランという船をアレンジしたカタマランヨットに乗り、糸に疑似餌をつけただけのモルディブ式釣りを楽しんだり、サンゴ礁の変化で現れる小さな砂浜サンドバンクでプライベートビーチ気分を味わったりと、まさにリゾートのためにあるようなところ。
モルディブのグルメ。
モルディブは海に浮かぶ島なので、漁業が盛んゆえに海産物がメインになる。
モルディブフィッシュとも言われているカツオは、保存も兼ねて干して乾燥させたものがよく使われる。
”マスフニ・ロス”は、干しカツオをスライスして、玉ねぎのみじん切りとココナッツ、ライムなどと混ぜ合わせ、小麦粉を練り焼いて作った生地ロスではさんで食べるもの。
”タコ・カレー”、モルディブのポピュラーな食材の小さなタコを茹で、トマト・玉ねぎ・しょうが・にんにく・カレーパウダー・ココナッツミルクと煮込んで作る。
インド・スリランカに近いモルディブは、食文化の影響を強く受けて、カレーを頻繁に食べるらしい。
ただし、タコ・カレーは米の飯とともに食べ、ほかのカレーはロスとともに食べるのが、モルディブ風なのだとか。
また、タコ・カレーはローカルメニューなので、ホテルなどのレストランでは食べられない。
モルディブは、イスラム教徒の国。
したがって、お酒は禁止だ。
男たちは、カフェに集まり、”ヘディカ”という甘いお菓子と甘い紅茶でくつろぐ。
旅行者には、市中のカフェが入りにくいようだったなら、1978年までモルディブ王家の住居だったところがカフェになっているので、そのような高級そうなところが良かろうというもの。
ここにあるスイカジュースは、体に優しく美味しいといっていた。
イスラム教の大事な行事にラマダン断食行がある。
ラマダン明けでバナナがすぐに食べたいとき、青バナナを袋につめ砂に埋めると、砂の温度で1日で黄色く熟れたバナナにする方法がある。
バナナを生らせたまま黄色く熟させていると、コウモリがやってきて先に食べられてしまうので、このような手を使うのだとか。
海上の楽園モルディブには、贅の限りを尽くしたホテル施設がある。
海上コテージ、プライベートプール付のものなど、もとよりの美しい自然を快適に味わうための舞台装置だ。
たしかに、行ってみて体験してみたい。
前向きに、この感動と快楽を謳歌したいとも思う。
でも、後ろめたさがないといったらうそになる。
作られ整えられすぎた舞台に上がるには、割りきりが出来ていない。
美しすぎる自然に、何か申し訳ないような気がするから。
穏やかに受け入れてくれるこの海が、本当は泣いているんじゃないかと気が気でないのだ。
出来るだけ小さくなりながら、奇跡のようなこの海をひっそり眺めていたいとだけ願っている。
1200個の島からなる国で、総面積は日本の佐渡島の三分の一という、小さな国。
そのうちの90の島が、リゾートアイランドになっている。
首都はマレで、年間平均気温28度の温暖な気候。
透明度は世界屈指のサンゴ礁の海が、人を惹きつけてやまない。
マレからスピードボートで20分にある島バロス・モルディブは、島の周りをサンゴ礁が取り囲むハウスリーフがある。
サンゴ礁で囲まれた海は、水深1メートルの浅瀬にもたくさんの熱帯の美しい魚たちが棲んでいる。
モルディブ固有種も多く存在するこの海は、シュノーケリングで楽しめる海の楽園。
古代よりのカタマランという船をアレンジしたカタマランヨットに乗り、糸に疑似餌をつけただけのモルディブ式釣りを楽しんだり、サンゴ礁の変化で現れる小さな砂浜サンドバンクでプライベートビーチ気分を味わったりと、まさにリゾートのためにあるようなところ。
モルディブのグルメ。
モルディブは海に浮かぶ島なので、漁業が盛んゆえに海産物がメインになる。
モルディブフィッシュとも言われているカツオは、保存も兼ねて干して乾燥させたものがよく使われる。
”マスフニ・ロス”は、干しカツオをスライスして、玉ねぎのみじん切りとココナッツ、ライムなどと混ぜ合わせ、小麦粉を練り焼いて作った生地ロスではさんで食べるもの。
”タコ・カレー”、モルディブのポピュラーな食材の小さなタコを茹で、トマト・玉ねぎ・しょうが・にんにく・カレーパウダー・ココナッツミルクと煮込んで作る。
インド・スリランカに近いモルディブは、食文化の影響を強く受けて、カレーを頻繁に食べるらしい。
ただし、タコ・カレーは米の飯とともに食べ、ほかのカレーはロスとともに食べるのが、モルディブ風なのだとか。
また、タコ・カレーはローカルメニューなので、ホテルなどのレストランでは食べられない。
モルディブは、イスラム教徒の国。
したがって、お酒は禁止だ。
男たちは、カフェに集まり、”ヘディカ”という甘いお菓子と甘い紅茶でくつろぐ。
旅行者には、市中のカフェが入りにくいようだったなら、1978年までモルディブ王家の住居だったところがカフェになっているので、そのような高級そうなところが良かろうというもの。
ここにあるスイカジュースは、体に優しく美味しいといっていた。
イスラム教の大事な行事にラマダン断食行がある。
ラマダン明けでバナナがすぐに食べたいとき、青バナナを袋につめ砂に埋めると、砂の温度で1日で黄色く熟れたバナナにする方法がある。
バナナを生らせたまま黄色く熟させていると、コウモリがやってきて先に食べられてしまうので、このような手を使うのだとか。
海上の楽園モルディブには、贅の限りを尽くしたホテル施設がある。
海上コテージ、プライベートプール付のものなど、もとよりの美しい自然を快適に味わうための舞台装置だ。
たしかに、行ってみて体験してみたい。
前向きに、この感動と快楽を謳歌したいとも思う。
でも、後ろめたさがないといったらうそになる。
作られ整えられすぎた舞台に上がるには、割りきりが出来ていない。
美しすぎる自然に、何か申し訳ないような気がするから。
穏やかに受け入れてくれるこの海が、本当は泣いているんじゃないかと気が気でないのだ。
出来るだけ小さくなりながら、奇跡のようなこの海をひっそり眺めていたいとだけ願っている。