rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

実感、人を生かすも殺すもやはり人だった

2016-07-07 22:36:47 | つぶやき&ぼやき
ただの愚痴。
まったく、人はなんて生き物なのだろう。
人を損なうのも、幸せにするのも、やはり人なのだと実感することがあった。
たまたま教育現場で仕事をしているけれど、いわゆる大人によって大きな失望感を味わい、ささやかな幸せを子供から与えられた。
期待しちゃいけないのは重々承知しているつもりだけれど、経験と知恵、理性によって言動を補正できるだろう大人は、結局のところ何の進歩が見受けられないようだ。
もちろん、自分は棚の上において今ものを言っているわけだが・・・
至らない自分でも精一杯の善意を持って、でも他人に見返りと期待を抱かないよう少しは適当さを付け加えて仕事に当たっているが、あまりのつれない言葉にすっかりやる気をなくしてしまった。
やさぐれてしまった気持ちを立て直せず仕事をしていたなら、子供の何気ない小さな親切に救われ、つくづく人のカオスを感じた。
たしかに、教育現場は過酷で、超絶長時間労働と際限ない制約、お上からの過剰なお達しに身も心も削られる。
そこに従事しているうちに、心が硬直して保身に凝り固まるのも止む終えないのもわからなくもない。
思いやりとか心意気など、遠くに投げやらないとできないことなのかもしれないけれど。
でも、人を育てる場が、それでいいのだろうか?
「人の長所を見つけてそこを伸ばすこと」
お題目は立派なのだけれど、ただそれだけのようだ。
そこではいわゆる二級市民の私は、人にあらず的な存在とうすうす感じていたけれど、まさしくその通りらしい。
たしかに、どこの世界、どこの職場、どこの家庭でもありうるのはわかっている。
けれども、やはり寂しい。
人を教育する、善意と理性に秩序が治めなくてはならないところのはずではないか。
経歴も後ろ盾もない無学なオバサンの単なる被害妄想と愚痴と思って、どうか哀れんでくださいな。