rock_et_nothing

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ノートルダム大聖堂 半焼失

2019-04-16 22:20:56 | 日記
今朝、驚きのニュースが飛び込んできた。
「フランス・パリのノートルダム大聖堂に火災が起こり、まだ延焼中。屋根と尖塔が焼け落ちている。」
現在、ノートルダム大聖堂は、修復工事中であり、その中で今回の出火となった。
あってはならないことで、貴重なこの文化遺産を保存すべく行われていた作業にかかわる原因での出火となった見方が大きい。
昨年は、貴重な資料が収めらたブラジルの民族博物館が、予算の削減による消火設備の不備で全焼失という事故もあった。
どんなに注意を払ったとしても、存在するもののすべてが背負う消滅という枷を完璧に免れるすべはないことが、その不安が立ち現れる。
再現してその面影を蘇らせても、時の重みは返りはしない。
とても悲しく残念な出来事だった。
特にあのすばらしく美しいステンドグラスの一つは、失われてしまったらしい。
これから、長い時の試練を潜り抜けてきたものたちに相対する場合に、敬意と幸運に感謝しながら見えていきたいと思うのだった。