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いただき物の菊芋

2022-02-06 22:58:33 | 食べ物たち
知人から、菊芋をいただいた。
見た目は里芋と生姜の間をとった感じだ。
生食でサラダ、炒め物、スープなどの汁物など、調理の幅は広そうだ。
味はこれといって主張なく、生だとシャキシャキ歯ごたえがあり、しっかり加熱するとホクホク感がある。
もともとは北アメリカのキク科ヒマワリ属の多年生植物で、その根を食用にするから菊芋というようだ。
水溶性食物繊維が豊富で、血糖値や血圧上昇を抑える効能もあるらしい。
さて、我が家ではどう調理して食べたのか。
まず新鮮なうちに千切りしてトマトやセロリなどと共にサラダ。
シャキシャキが過ぎて、美味しいけれども量は食べられない。
次に豚汁に入れる芋の代用としてとか、チゲ鍋に入れて、煮る調理。
煮ると若干甘味が感じられたし、皮付きにしたので、皮が少し口に残る感じがした。
そして、中華風炒め物2種類に使ってみた。
豚肉と鶏肉の違いで、味付けはほぼ一緒、菊芋とインゲン豆に生姜をちょっと利かせて豆板醤で辛味を加えた調理。
どちらも美味しかったけれど、鶏肉のほうが軽く湯がいた菊芋のシャキシャキホクホク感に合っていたように思う。
もっとも、鶏肉は薄く一口大に削ぎ切りして酒と塩で下味をつけたのに小麦粉をまぶし、多めの油で火を通すという、私にしてはひと手間掛けたところが、差となってしまったかもしれないけれども。
さて、この菊芋、身近なスーパーで見た覚えがない。
もしかすると高級食材なのだろうか?
どこかで見かけたなら購入し、やっぱり中華風に調理して、また食べてみたい食材になった。
それで、いつものごとくにその料理たちの画像はないのであった。